VANから遠く離れて 評伝石津謙介

佐山一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000222228
ISBN 10 : 4000222228
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
330p 19cm(B6)

内容詳細

岡山での幼少期から「飛行の夢」に象徴的なモダニズム文化の影響。敗戦まで暮らした中国・天津の日本租界。VANの創業と倒産からその後の評論活動…。石津謙介(1911‐2005)の生涯と思想をアイビー・スタイルの提唱者としてのノスタルジーだけではなく、戦後史や都市文化との関係の中に位置づけ、日本人のライフスタイルを主導した意味を問い直す。

目次 : 序の章(出会い、VANの家から/ めざめ、昭和四一(一九六六)年。少年S(作者)の場合は…)/ 1の章(出・岡山記/ 成田‐北京‐天津 ほか)/ 2の章(雌伏/ 家は人なり ほか)/ 3の章(マスメディア再登場/ 昭和末の復活 ほか)/ 終わりの章(溶暗のきざし/ 訃報)

【著者紹介】
佐山一郎 : 作家。1953年、東京都に生まれる。インタビュー雑誌編集長などを経て、84年に独立。短編ノンフィクション、ロング・インタビュー、コラム、エッセー、書評などの文筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • メルセ・ひすい さん

    15 とりあえ 1950〜70年代の若者のファッションをリードしたVANの創業者・石津謙介の決定版評伝。彼の生涯と思想を、戦後史や、都市文化との関係の中に位置づけアイビーの提唱!ノスタルジア、日本人のライフスタイルを主導した意味を問い直す。岡山での幼少期。「飛行の夢」象徴的なモダニズム文化の影響。敗戦まで暮らしていた中国・天津の日本租界。そしてVANの創業⇒倒産。

  • NEWJPB さん

    石津謙介さんが、大体ではありますが、花森安治さんとか中原淳一さんと同世代であるということは重要なのは気がします。前二人とも戦後の生活文化の創造に自分の雑誌を通じて実践しようとしていたのですから。石津さんも個人誌をやっていたわけではありませんが婦人画報社の「男の服飾」の誌面を通じてなにかを伝えようとしていたのだと思いますし、そこに共通のテイストを感じます。佐山さんによる石津さんのドキュメントは微に入り細に入り、彼の人生を知る上では必須の文献と思います。

  • もまちそ さん

    どうもアイビーで決めすぎてる男は苦手で。で、石津氏もそういうセンスの方だと誤解していたようで。それが判ったのが収穫でしょうか。日本の服飾歴史をたどっているかのような内容に、最初は「もっと石津さんのことが知りたいんだけどなあ」と思っていたけれど、読み進むうちにいやいや上手な展開であったのだなあと引き込まれていきました。まあこれが彼のすべてではないとは思うけれどお洒落な方の生き方を楽しく経験させていただいた、そんな本でした。やっぱり旦那衆がいないと文化は発展しないですねえ…

  • almondeyed さん

    石津謙介と今和次郎を結び付けるキーワードは“制服”だったのか。いつもジャンパー姿だった今和次郎は、昭和37年に設立された日本ユニフォームセンター(NUC)の初代会長でもあった。石津謙介は東京オリンピック等、様々な企業の制服デザインを手がけたそうだ。

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佐山一郎

作家。1953年、東京都に生まれる。インタビュー雑誌編集長などを経て、84年に独立。短編ノンフィクション、ロング・インタビュー、コラム、エッセー、書評などの文筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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