CD 輸入盤

マーラー:交響曲第4番、ベートーヴェン:『田園』、シューベルト:『未完成』、モーツァルト:『プラハ』、序曲集 シェイナ&チェコ・フィル(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4081
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チェコ・フィル激動期の「副官」カレル・シェイナ
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、マーラー


クーベリック若き日の録音に続くグレート・チェコ・コンダクターズ第2弾は、2012年に歿後30年を迎えるカレル・シェイナ[1896-1982]。
 プラハ音楽院でコントラバスを学び、チェコ・フィルの首席コントラバス奏者を経て、ターリヒの強い勧めで指揮者に転向したシェイナは、ターリヒ時代の1922年に臨時指揮者として初めてチェコ・フィルの指揮台に立つと、1937年に副指揮者に就任、1941年のクーベリックの音楽監督就任後も引き続き副指揮者を務め、1949年には一時、ノイマンと共に音楽監督、そして1950年よりアンチェルのもとで再び副指揮者を務めたという経歴の持ち主で、いわば「悲運の副官」として激動期のチェコ・フィルを支えました。
 シェイナ指揮チェコ・フィルによるスプラフォン録音といえば、以前に『わが祖国』と『スラヴ舞曲集』が国内盤で復刻され、そのロマンティックで熱い演奏がおおいにファンを沸かせたのも記憶にあたらしいところです。
 チェコ・フィル団員の信任も厚かったという、シェイナの職人気質のたしかな腕前をたっぷり堪能できる2枚組の収録内容は、かつて国内盤でCD復刻されていましたがすべて廃盤で入手難の状態が続いていたので、SUPRAPHONからの復刻は朗報といえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1
・モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 K.492〜序曲
 録音:1962年11月19日 プラハ、ルドルフィヌム(セッション、ステレオ)

・モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
 録音:1953年8月7日、9月11日 プラハ、ルドルフィヌム(セッション、モノラル)

・モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』 K.621〜序曲
 録音:1956年4月5日 プラハ、ルドルフィヌム(セッション、モノラル)

・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 録音:1953年3月6-7,9日 プラハ、ルドルフィヌム(セッション、モノラル)

CD2
・シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』
 録音:1950年5月3日 プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション、モノラル)

・マーラー:交響曲第4番ト長調
 マリア・タウベロヴァー(ソプラノ)
 録音:1950年4月6,7,29日、5月2日 プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション、モノラル)

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 カレル・シェイナ(指揮)

 2012年最新リマスタリング(エンジニア:ヤン・ルジチャーシュ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Overture
  • 02. Adagio. Allegro
  • 03. Andante
  • 04. Finale. Presto
  • 05. Overture
  • 06. Allegro Ma Non Troppo
  • 07. Andante Molto Mosso
  • 08. Allegro
  • 09. Allegro
  • 10. Allegretto

ディスク   2

  • 01. Piano Concerto No. 1 in C minor, Op. 35
  • 02. Andante Con Moto
  • 03. Bedchtig, Nicht Eilen
  • 04. In Gemchlicher Bewegung, Ohne Hast
  • 05. Ruhevoll, Poco Adagio
  • 06. Sehr Behaglich - Maria Tauberova/Czech Philharmonic Orchestra

ユーザーレビュー

総合評価

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すべて数年前に国内盤で出たときに買って聴...

投稿日:2012/12/12 (水)

すべて数年前に国内盤で出たときに買って聴いた希少音源だが、音質に定評のあるチェコの本家がきっちり発売してくれると、やはり嬉しい。あまり興味のないリスナーにはただ端正なだけのようなイメージが強い戦後のチェコの指揮者たちだが、それぞれよく聴きこむと強い灰汁はなくとも、それぞれ持ち味やスタンスの違いが楽しめて面白い。熱く大胆なシェイナの「わが祖国」の熱演はターリヒやクーベリック、アンチェル、ノイマンに決してひけをとるものではなく、是が非でも再発売してもらいたい。一部のマニアが高値で中古CDやLPを聴いて楽しむというにはあまりにもったいない名演である。

eroicka さん | 不明 | 不明

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