CD 輸入盤

グスタフ・レオンハルト・プレイズ・バッハ(10CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88691953072
組み枚数
:
10
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

グスタフ・レオンハルト・プレイズ・バッハ
レオンハルトによるバッハの注目録音をCD10枚に

レオンハルトがドイツ・ハルモニア・ムンディとセオン・レーベルに録音したバッハのチェンバロ、オルガンのためのソロ作品と室内楽作品から収録した10枚組セット。
 平均律クラヴィア曲集全曲に、フーガの技法、ゴルトベルク変奏曲といった有名チェンバロ曲に加え、オルガン曲1枚分と、クイケンとのヴァイオリン・ソナタを収録しています。

【Disc1〜4】
「平均律」は、バッハの精神を生き生きと現代に甦らせています。演奏者が突出するのではなく、あくまでも作品そのものが存在を主張するようなレオンハルトのアプローチは、真の意味でバッハが望んだであろう響きを追究したものであり、作品の本質的な魅力を引き出して聴く者に深い感動を呼び起こします。レオンハルト唯一のこの全曲録音はチェンバロによる至高の名演として高く評価され、オランダのエディソン賞を受賞した名盤です。

【Disc5&6】
「フーガの技法」は、楽譜がバッハの生前に出版されなかったために多くの謎が残りました。レオンハルトはこの作品を徹底的に研究し尽くし、従来の未完の作品という定説に反して、これが完成された作品であり、チェンバロのために書かれたことを明らかにしたのでした。その実践としてのこのレコーディングはレオンハルトのみが成し得た偉業として広く聴き継がれています。

【Disc7】
バッハが教会オルガニストの地位に就いていた期間は比較的短いものでしたが、生前は作曲家としてよりもオルガンの名手、オルガン鑑定の専門家として広く知られていました。レオンハルトは、チェンバロだけでなくオルガンの超名手でもあり、アムステルダム市のフランス改革派教会付オルガニストを長年務めるほど、バッハのオルガン作品にも精通しています。ここでは大曲・名曲主義に流されないレオンハルト独自の視点から、バッハのあまり知られていない作品が選ばれ、オルガンの銘器を弾いての名演が繰り広げられています。

【Disc8&9】
シギスヴァルト・クイケンとの共演。数多い同曲の録音の中でもピリオド楽器による随一の名盤です。室内楽的な妙味をあますところなく再現した、S.クイケンとレオンハルトの自在で格調豊かな倍音の多い響き。ここに収められた作品は、バロックの伝統であった数字付通奏低音から脱却し、ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロの3声部すべてを楽譜化してソロ・ソナタにおける鍵盤楽器の役割を拡大し、古典派の二重奏を予告するものです。S.クイケンとレオンハルトという名手2人によるこの演奏は、バッハへの深い理解と共感に溢れたもので、数多い同曲の録音の中でも傑出したものです。

【Disc10】
「ゴルトベルク変奏曲」は、前人未到の巨大な変奏曲であり、彼のクラヴィーア技法の真髄が余すところなく示された名作です。繊細なアーティキュレーションと独特なアゴーギグによって驚くほど大胆で自由な解釈を付されたレオンハルトの演奏は、数多いこの作品の録音の中でも異彩を放つ、まぎれもないバッハの真の音楽を完璧に表わした必聴の名盤です。(SONY)

【収録予定曲】
Disc1&2
・平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846〜869

 録音時期:1972〜1973年
 録音場所:キルヒハイム、フッガー城、糸杉の間
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc3&4
・平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870〜893

 録音時期:1967年
 録音場所:キルヒハイム、フッガー城、糸杉の間
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc5&6
・フーガの技法 BWV.1080
・パルティータ ロ短調BWV.831(フランス風序曲)
・イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971
・プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV.998

 録音時期:1965〜1969年
 録音場所:キルヒハイム、フッガー城、糸杉の間
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc7
・トッカータ ニ短調BWV.913
・愛しきイエスよ、我らはここにBWV.731
・キリストは死のとリことなられてもBWV.718
・我汝に別れを告げんBWV.736
・キリスト者よ、汝らともに神を讃えよBWV.732
・キリエ、父なる神よBWV.672
・クリステ、世の人すべての慰めなるキリストよBWV.673
・キリエ、聖霊なる神よBWV.674
・いと高き神にのみ栄光あれBWV.675
・「いと高き神にのみ栄光あれ」によるフゲッタBWV.679
・「これぞ聖なる十戒」によるフゲッタBWV.679
・「我ら皆唯一の神を信ず」によるフゲッタBWV.681
・天にましますわれらの父よBWV.683
・我らの主キリスト、ヨルダン川に来りBWV.685
・深き淵より、我汝に呼ばわるBWV.687
・「我らの救い主なるイエス・キリスト」によるフーガBWV.689
・前奏曲とフーガ ホ短調BWV.533

 録音時期:1988年
 録音場所:アルクマール、聖ローレンス教会
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc8&9
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタBWV.1014〜1019』(6曲)

 録音時期:1973年
 録音場所:アメロンヘン城
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc10
・ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988

 録音時期:1976年
 録音場所:ハーレム、ドープスヘヅィンデ教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン/Disc7)
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン/Disc8&9)

【プロフィール】

グスタフ・レオンハルトは1928年5月30日、オランダのス・フラーフェラントに生まれました。生家はスウェーデン系の富裕な実業

ユーザーレビュー

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レオンハルトが亡くなって、もう半年が経とうとし...

投稿日:2012/06/20 (水)

レオンハルトが亡くなって、もう半年が経とうとしています。私はレオンハルトが好きな訳ではないですが、このCDを聴いてやはり彼は古楽復興の立役者だったと痛感しました。彼の弟子たち、特にコープマンなどは全く別解釈の演奏を繰り広げてますが、レオンハルトの揺れのある素朴でいて優雅な演奏は、聴いていて落ち着きます。最近の古楽はロマン派後期に見られた技術に頼った演奏が目立ちました。その点、レオンハルトは内面を深く掘り下げた演奏で、聴くものを包み込む温かさがありますね。クイケンとのヴァイオリン・ソナタは絶品でしたし、平均律も名演と謳われるに相応しい演奏でした。古楽の好きな方には是非手元に置いてほしいセットです。

コバピー さん | 新潟県 | 不明

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美しい!美しすぎる!10枚のCDに感動の毎...

投稿日:2012/05/18 (金)

美しい!美しすぎる!10枚のCDに感動の毎日です。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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