Sounds Of Space

クインシー・ジョーンズが才能を認め全面的にバックアップするキューバはハバナ出身のピアニスト、アルフレッド・ロドリゲスのデビュー作。圧倒的なテクニックとリズム感が、凄いです！

注目すべきは、アルフレッドが、様々な音楽的な要素を吸収して、音楽を表現していること。ラテンのリズムとバップが融合したM-4、アブストラクトな即興劇を見せECM的（このあたり ケルン・コンサートの影響か？）な世界も垣間見せるM-5、めくるめく展開を見せて行くM-8, パーカッシヴなピアノでラテン・ジャズの楽しさを感じさせるM-9などなど。若くして世界は超多彩。巨匠チューチョ・ヴァルデス、またミッシェル・カミロあたりも彷彿とさせつつ、また違った未来も予感させるピアニスト。この作品を原点に可能性は無限大でしょう。（新譜インフォより）

Alfredo Rodriguez (p,melodica on M-1)
Gaston Jaya (b on M-2〜4,7,9〜11)
Peter Slavov (b on M-1,6)
Michael Olivera (ds,perc on M-2〜4,7,9〜11)
Francisco Mela (ds on M-1,6)
Ernesto Vega (cl on M-7,bcl on M-7,ss on M-2,3,9,10)
Santa Cecila Quarter (fl,ovoe,fr-hrn, bassoon on M-11)