骨肉の掟 広済堂文庫

大藪春彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784331608586
ISBN 10 : 4331608581
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
364p;16

内容詳細

羽田空港の国際線に一人の精悍な東洋人が降り立った。十年ぶりの日本である。男の名は二見沢健一、ニューアークに本部を構える世界最大のマフィア、ラ・コーサ・ノストラから派遣された死刑執行人であった。掟にそむいて勝手に暴利をむさぼり、上納金を収めない日本支部の裏切者を粛清するのが、二見沢の使命だった。両親を謀殺し、実兄をも殺そうとする弟との骨肉の死闘を描いたバイオレンス・アクション。

【著者紹介】
大薮春彦 : 1935年、ソウル生まれ。早稲田大学中退。「野獣死すべし」でデビューし、日本におけるハードボイルドの先駆者となる。著書は「蘇える金狼」「汚れた英雄」「傭兵たちの挽歌」「アスファルトの虎」など180冊を超え、映画化された作品も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ニミッツクラス さん

    掟シリーズの4作目で、初出72年。主人公が毎回違うこのシリーズ、今回はマフィア本部から日本に派遣された処刑人、二見沢だ。掟シリーズを読んできた中では、構成が一番洗練されている(内容が綺麗という意味ではない)。マフィア本部の意に反して裏金を稼ぎ出している日本支部の調査と粛正に来た二見沢だが、腐敗の根はもっと深く、且つ哀しい所にあった。香港ノワール、例えば映画「男たちの挽歌」の殺しのシーンが延々と続くような展開である。巻末の平井和正氏の解説が秀逸で、模倣する事が出来ない孤高の作風を代弁している。★★★★☆☆

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人物・団体紹介

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大藪春彦

1935年京城生まれ。早稲田大学教育学部中退。’58年、大学在学中に『野獣死すべし』でデビュー。江戸川乱歩に高く評価された。独特の乾いた文体、過激なアクション、銃や車の精密描写などで一躍人気作家に。日本のハードボイルド史に残る数多くの作品を書き上げている。’96年没(本データはこの書籍が刊行された当

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