ふたりのジョー

木村光一(格闘技)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784890361465
ISBN 10 : 4890361464
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;19

内容詳細

結城譲と赤嶺丈、運命の糸に操られるようにふたりは引き寄せられ、激突した…。「あしたのジョー」から30年、クールなリリシズムで青春群像を描く気鋭の作家によって、梶原一騎の遺作が壮大なドラマとなって完結。

【著者紹介】
木村光一 : 1962年、福島県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。広告企画制作会社勤務を経て、フリーランスの編集者、ライターに。(株)ルー出版編集長を経て作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えみ さん

    努力が才能を頂点まで突き上げた時、その栄冠は誰の手にあるか。そのチャンピオンベルトは誰が掲げるのか。苦しみ悩み、汗と血が滲んだ壮絶な闘い。柄にもなくボクシングというスポーツに熱を上げ、胸に込み上げてくる感情を素直に嬉しく思えた読書時間を過ごした。ボクシングと言えばやはりジョーなのか…丈と譲、2人のジョーが男の意地とプライドを懸けてリングに立った!彼らの闘いはどんな世界を見せてくれるのか、本当にドキドキしながら頁を捲った。ほんの一握りの選ばれた者がほんの一瞬だけ浴びることのできる栄光の輝き!最高に感動した!

  • 朱音 さん

    「ジョー」と聞いて誰を思い浮かべるか…大体は「矢吹丈」だろうしアニメマニアなら「コンドルのジョー」かも。(たぶん「島村」は出てこないだろう)これは原案・梶原一騎とあるように「あしたのジョー」のほう。(もう一人のかたは梶原氏の弟だそうだ)ボクシングに賭ける若者を主人公にしている。で、二人のジョーなんだけど、対照的な二人を並べることでいきいきと描いてるって言うか、うまいんだよね。これ、漫画にしてみてもいいかもしれない。面白かった。

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