死体の博物誌 幻冬舎アウトロー文庫

山口椿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344403871
ISBN 10 : 4344403878
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
230p;16

内容詳細

人が死ぬと、腸内の細菌が体全体に繁殖、同時に体内の酵素によって融解が開始、脳内は軟化しどろどろに溶けてゆく。血液は下に集まり、紫色の死斑を出現させる…。息絶えた美少女の肉体を貪る死姦の物語や、惨殺死体の写真から事件を暴く法医学的物語まで、この世のダークサイドを鮮やかに描く、猟奇と凌辱の傑作残酷物語集。

目次 : 屍体のための前奏曲/ 小夜曲風猟奇犯罪実話/ 死の舞踏・阿片楽園/ 実証・解剖学/ 東西慙紅葉汗顔見勢/ 終曲・大殺戮狂詩曲

【著者紹介】
山口椿 : 1931年東京神田生まれ。作家・画家・チェリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 青蓮 さん

    グロ耐性無い人は要注意。読まない方がいいかも知れません。屍体がどのように腐敗していくのか克明に説明しているので、ちょっと勉強になりました。屍体の写真もドドンと掲載(モノクロだけど)。小説風に語られる実際に起きた猟奇事件や阿片中毒者の話、解剖の手順、拷問など人間のダークサイドを抉り出した一冊。やや内容が古いものの、存分に楽しめました。普段の日常生活からかけ離れたアングラな異世界を覗きたい人へ。

  • GAKU さん

    死体の腐乱過程、死姦、解剖学、猟奇事件、拷問、大量虐殺等、「死体」にまつわる色々なエピソードが書かれています。所々に生首、ボートのスクリューでズタズタにされた死体、喉を斧でたたき切られた死体、電気椅子で黒こげになった腕等のモノクロ写真が載っています。今までこの手の本は何冊か読んでいるので、これといった目新しい話、写真はありませんでした。勿論この手が初めての方には、悍ましいだけの厭な本でしかないと思います。あと文中に出てくる作者自身の自殺未遂の話にはひいたわ。この作者何者だよ!

  • 牙生えかけのサイコ さん

    爽やかに晴れた5月の日曜日の朝に読むモンじゃねーな!と自分に憤りながら読了。実際に起きた、遺体の破壊、屍姦、自殺、麻薬、解剖、大量虐殺などを当時の写真と共に紹介していく。事件を小説のようになめらかに語りつつ、その時何がどうなっていったのか(主に死体の状態)を冷静に、詳細に記してあるバランスがよかった。そして「ふふん、この死体は諸君らも気になるだろう?もう変態なんだから!」と言わんばかりの著者の語り口に、「どっちがだよ!」と憤慨しつつも笑ってしまうのでした。情報としては古いけど、興味深い1冊でした。

  • 猫丸 さん

    死体をめぐるアレコレの蘊蓄や事例を語る本。著者の文体が気に入ってしまった。例えば解剖の描写。「外尿管をつまみ、腎臓からの尿管に口をつけ、空気を吹き込むと、やれなつかしや、こどもだった日々にゴム風船を膨らませたのと等しい感触で、膀胱はきれいに膨らみ、網目模様を、よりはっきり見せるのである」(p.123) ‘’声に出して読みたい日本語’’ の候補にノミネートしてもいい。

  • 奥田さん さん

    痛い、気持ち悪い、痛い、気持ちのオンパレード。 拷問、屍姦、解剖 気持ち悪いから、若干斜め読み。 昔のが、酷いな、いろいろと。

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山口椿

1931年東京神田生まれ。作家・画家・チェリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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