正倉院の謎 あの宝物はどこへ消えた? 新人物文庫

由水常雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784404040824
ISBN 10 : 4404040822
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
15cm,382p

内容詳細

奈良時代、光明皇太后によって正倉院に納められた聖武天皇の遺品約七四〇点のうち、現存するのはわずか約一五〇点。だが驚くのは、正倉院には一万点をこえる宝物が今に伝わっていることだ。厳重に封印されてきたはずの正倉院に、いったい何が起きていたのか?各時代の宝物目録・古記録などから浮かびあがる正倉院宝物の不可解な増減は、なんと明治に至るまで繰り返された。正倉院の真の姿と宝物の数奇な運命を洗い出した「実録・正倉院」の決定版。

目次 : 第1章 『東大寺献物帳』に隠された陰謀/ 第2章 宝剣と宝冠の謎/ 第3章 勅封の謎を解く/ 第4章 歴代権力者たちの開封/ 第5章 正倉院に泥棒が入る/ 第6章 戸籍のない宝物の正体/ 第7章 明治五年の開封と消え去った宝物

【著者紹介】
由水常雄 : 徳島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了(美術史)。1968〜1970年にかけて、チェコ(旧チェコスロヴァキア)政府招聘留学生としてプラハのカレル大学大学院に学ぶ。専攻はガラス工芸史、東西美術交渉史。多摩美術大・早稲田大・岩手大・日本女子大などで教鞭を執り、現在は箱根ガラスの森美術館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aki さん

    こうしている今にも正倉院の宝庫が増減しているかもしれないことを想像すると、本当に面白い。

  • runner M さん

    史料や文献を点検された成果とその解釈を、わかりやすく説明された一冊です。疑問に思うべきなのに、収蔵品の華やかな外見に惑わされて忘れてしまった疑問…例えば「正倉院の起源は?」「聖武天皇以外の天皇の品物を納める蔵はないのか?」「厳重な管理下で品物が喪失している理由は?」など、俎上に上げただけでも、不勉強な私には新しい発見でした!ここでもあのF氏の権力欲が影響を及ぼすとは…明治の政治家I氏までもが?

  • Kuliyama さん

    貴重な情報が沢山書かれているのですが、なぜか読みにくく、私にとっては残念でした。

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由水常雄

徳島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了(美術史)。1968〜1970年にかけて、チェコ(旧チェコスロヴァキア)政府招聘留学生としてプラハのカレル大学大学院に学ぶ。専攻はガラス工芸史、東西美術交渉史。多摩美術大・早稲田大・岩手大・日本女子大などで教鞭を執り、現在は箱根ガラスの森美術館顧問(本データ

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