メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD 輸入盤

メンデルスゾーン:真夏の夜の夢、ベートーヴェン:交響曲第8番 クレンペラー&ケルン放送交響楽団(1955)

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ICAC5047
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

メンデルスゾーン:真夏の夜の夢、ベートーヴェン:交響曲第8番
クレンペラー&ケルン放送交響楽団


クレンペラーはかつてケルン歌劇場の指揮者を務めており、その地でソプラノ歌手のヨハンナ・ガイスラーと結婚したということもあってか、戦後もケルンをたびたび訪れて、得意レパートリーを中心に数多くの演奏をおこなっていました。
 それらの多くは西部ドイツ放送(WDR)によって録音にも残され、これまでにも数多くのCDがリリースされ、今回のメンデルスゾーンもベートーヴェン8番もすでに他のレーベルから発売済みですが、今回は放送曲所蔵のオリジナル・テープからのCD化ということで音質に期待が持てますし、さらにベートーヴェン4番のリハーサルが1分41秒とはいえ収録されているのも注目されるところです(本番はこちら)。
 演奏はどちらも50年代半ばのクレンペラーならではの優れた特徴を備えたもので、特にメンデルスゾーンはこの時期ならではの適度な重みを持ったフットワークの良さが、作品の内容に合致して魅力的な仕上がりとなっていました。同じ時期にケルンでおこなわれた『ドン・ジョヴァンニ』や、ベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』ブラームス1番などといった名演の数々に匹敵する内容を持つ演奏です。
 クレンペラーは、モントリオール空港でタラップから転落して大怪我をしてからは、椅子に座って指揮をするようになり、結果として、1954年以降はかつてのような快速アプローチは影を潜め、その芸風は冷静なコントロールの効いたバランスの良いスタイルに変化しています。
 そのため、力強さや緊張感のいっそうの向上が認められ、造形的な打ち出しの強さも比類が無いという、まさに精神面・体力面でベストと思われる状態に達するのですが、これも長くは続かず、1958年には、例の「寝タバコ全身大やけど重体事件」を起こしてしまい、しばらくは指揮棒も持てなくなるなどという困難な状況に追い込まれてしまいます。
 つまり、1954年から1958年までの5年間は、クレンペラーにとって、たいへんバランスの取れた演奏をすることが可能だった時期にあたるわけで、今回の演奏もそうした時期のクレンペラーにふさわしいたいへん充実した内容になっているのが特徴です。(HMV)

【収録情報】
1. メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』
2. ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
3. ベートーヴェン:交響曲第4番のリハーサル(1分41秒)

 ケイト・メーラー=ジーパーマン(ソプラノ:1)
 ハンナ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ:1)
 ケルン放送合唱団、合唱指揮:カール・カウフホールド(1)
 ケルン放送交響楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1955年6月9-11日(1)、1955年5月25日(2)1954年10月25日(3)
 録音場所:ケルン放送第1ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

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