探偵稼業は運しだい 私立探偵ジョー・シックススミス PHP文芸文庫

レジナルド・ヒル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569676883
ISBN 10 : 456967688X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,409p

商品説明

仕事を解雇され、やむなく私立探偵となった冴えない中年男、ジョー・シックススミス。
口うるさい伯母に厳しく育てられ、いまだ独身。同居人は黒猫のホワイティ。無聊(ぶりょう)をかこつ彼のもとに、「一族の創設したゴルフ・クラブで不正をしたという疑いを晴らしてほしい」と、一族の跡継ぎが訪ねて来る。
この相談が、まさか、こんなことになるなんて! CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞作家が描くユーモア・ミステリ。

内容詳細

仕事を解雇され、やむなく私立探偵となった冴えない中年男、ジョー・シックススミス。口うるさい伯母に厳しく育てられ、いまだ独身。同居人は黒猫のホワイティ。無聊をかこつ彼のもとに、「一族の創設したゴルフ・クラブで不正をしたという疑いを晴らしてほしい」と、一族の跡継ぎが訪ねて来る。この相談が、まさか、こんなことになるなんて!CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞作家が描くユーモア・ミステリ。

【著者紹介】
レジナルド・ヒル : 1936年英国生まれ。1970年に『社交好きの女』で作家デビュー。1990年には『骨と沈黙』でCWA賞ゴールド・ダガー賞を受賞

羽田詩津子 : 翻訳家。お茶の水女子大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タツ フカガワ さん

    ダルジール警視シリーズのレジナルド・ヒルに、中年黒人探偵のユーモア・ミステリーのシリーズがあったと本書(これが5作目)で知りました。が、訳文も含め、自分には合いませんでした。残念。

  • ネコベス さん

    私立探偵のジョー・シックススミスに名家の後継ぎポーフィリが、一族の創設したゴルフクラブで不正の疑いをかけられ相談に来た。純真なポーフィリの人柄にほだされて依頼を引き受けるが、事件の背後に大きな陰謀が隠されていた。ちびではげかけて腹の出た四十代の冴えないわりにモテる黒人の私立探偵ジョー・シックススミスが直感と強運を頼りに事件を解決するライトなミステリ。ダルジール警視シリーズとは違った軽妙なユーモアが楽しめる小説。

  • しろ さん

    ☆7 面白おかしいハードボイルド。ハードボイルドのくせに(?)楽しい感じ。私立探偵シックススミスの台詞や独白が軽妙でかつ、ツボをとらえていて面白い。依頼者であるポーフィリも、純粋な爽やかセレブ好青年で、事件自体もそこまで血生臭くならないし、誰かが死ぬとかじゃなく、街の巨悪に立ち向かう感じで、勧善懲悪な雰囲気なので読後感もいい。シックススミスが襲われる一番の暴力シーンも、攻められる部位が部位なだけに、なんか恐くない。いや、ある意味最恐か?(笑)。エロチックなところもあるし、エンタメハードボイルドだった。

  • himehikage さん

    まずは翻訳されたのがめでたい! イギリスの探偵小説なのにブルーカラーの黒人探偵というのがミソ。でも、方やゴルフ、方やサッカー、ベタな階級対比で笑いを誘うところがとてもオーソドックスなユーモア小説。

  • M2 さん

    シックススミスにまた会えるとは!ブッチャーもベリルもホワイティも偉大な伯母さんもみんな懐かしい。相変わらずツキに恵まれてる主人公は今回も見事事件を解決しましたね。最後の台詞がとても痛快でした。何が起こっても安心して読めるこのシリーズが大好きなので3、4作目もぜひ邦訳を出して欲しいです。

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レジナルド・ヒル

1936年英国生まれ。1970年に『社交好きの女』で作家デビュー。1990年には『骨と沈黙』でCWA賞ゴールド・ダガー賞を受賞

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