all in the air

現在スウェーデンツアー中！イギリス、スウェーデン他、ヨーロッパ各国でライブをこなす姉弟ユニット、遂に本国日本にフルアルバムをドロップ！toe, mouse on the keys, MONO, envyにも共鳴するワールドワイドな世界観、緊迫感の中に見える光に耳を傾けてください。

フランス在住の姉弟ユニット“yanéka”。これまで、イギリス・スウェーデン他、ヨーロッパ各国でライブをこなし、ロック・ポップスはもとより、北欧音楽や民族音楽、クラシック等幅広い音楽を敬愛し消化してきた彼らが放つ待望のアルバムは、「陰と陽」、「静と動」、「優しさと冷たさ」など対になる両面を兼ね備えている。ボーカル・作曲を担当するChiyakoは、高音になるとより一層伸びやかになる声と、節回し&ビブラートが特徴的な、独特のスタイルを持つ。これは幼少期より学んだ長唄の歌唱法と、コーラスグループで学んだソプラノ歌唱法がエッセンスとして注入されているからだと思われる。様々な音楽に触れ、また色んな国を往来していく中で、歌詞もまた多岐に渡るようになる。彼女の歌詞は、日本語・英語・フランス語、そして曲の持つイメージからインスパイヤされ放たれている“Chiyako語”とも言うべきオリジナル言語の4つを使い分ける点も見逃せない。ギターと、作曲/プログラミング＋エンジニアリングを担当する弟のYuichiroは、イギリスのLIPA(Liverpool Institute of Performing Art ; ポールマッカートニーによって設立された音楽大学)にて音楽を学ぶ。Yuichiroもまた、クラシックから影響を受け、自ら弦楽団を立ち上げた経験も。ギターや作曲のみならず、ベースやキーボードも自ら演奏し、さらにはプログラミング、エンジニアリングまでほとんど独りでこなす。繊細さと大胆さを併せ持つ彼の奇才ぶりは随所で現れる。音づくりに関してはとことんストイックに追求し、細部までこだわり抜いて作ることで、例えばThe BEATLESの「SGT.PEPPERS〜」のような、ハイヴォリュームにして聴いて初めて現れるような仕掛けを施したりする反面、いざ制作に向かうまでのアイディアの段階では、ものすごく大胆であり、何十万もするギターに突如思い立って穴を開けたりという具合。日本のロックシーンのど真ん中に鎮座する某エンジニアに、「Yuichiroのサウンドプロダクツのセンスは超一流。間違いなく世界レベル」と言わしめる程である。

◆yanéka（ヤネカ）◆
2005年9月ChiyakoとYuichiroからなる姉弟ユニット“yanéka”結成。イギリス・ロンドンに渡り音楽活動を開始。ロンドン中のクラブでほぼ毎日ライブを敢行。その後、ミュージシャンや音楽関係者より、イベントやフェスへのオファーを多数受けるようになる。2006年日本に帰国し、音源自主制作。同時期、ラジオ局 FM COCOLOにてレギュラー・パーソナリティーに抜擢される。2007年夏スウェーデンのフェスに出演。スウェーデン国営ラジオ局にて現地のミュージシャン（パーカッション＆フルート）とのセッションの模様が放送される。ストックホルムの最も有名なクラブ　”ムサバッケ”にてライブ敢行。スウェーデンの国営放送テレビ ”Channel 4" にて生放送でライブが放映。イギリスへ戻ったのち、フェスへの出演を含む形で全英ツアー敢行。日本に帰国後、ブリティッシュ・カウンシル（英国政府留学機関）とEMI MUSIC JAPANによる共同オーディション”UKインスパイヤー" で最優秀アーティストに選ばれる。2008年春音源制作。フランスツアー敢行。“J-Music" （フランスのインディーズレーべル）より、自主制作アルバムがフランスで発売される。2008年10月拠点をフランスに移し、パリに移住する。勢力的なライブ活動をフランス各地や隣国ベルギーにて展開する。2009年フランスにて様々なミュージシャン（Olivier Castaing, Eliza Wren Payne etc…） とのコラボレーションライブを行いながら、楽曲制作に入る。2009年夏イギリスツアー敢行。2010年長らくの楽曲制作ののち、同年夏帰国。日本でのレコーディング。待望のアルバム（今作）「All in the air」完成。2011年5月18日、「all in the air」が日本国内dive in! discよりリリース決定。目下、フランス・スウェーデン他でのリリースを調整中。2011年夏日本凱旋ツアーを予定。