宝塚ファンの社会学 スターは劇場の外で作られる 青弓社ライブラリー

宮本直美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787233264
ISBN 10 : 4787233262
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
19cm,191p

内容詳細

100周年を目前に控え、親子3代のファンをもつ宝塚歌劇団。ファンクラブの実態も解説しつつ、いい席を巡るファン同士の駆け引きやスターへの熱狂を紹介し、ファンがスターを作る過程を明らかにするファン文化論。

【著者紹介】
宮本直美 : 1969年生まれ。博士(社会学)。東京大学文学部社会学研究室助手を経て、立命館大学文学部准教授。専攻は文化社会学・音楽社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちくわ さん

    この本は、タカラジェンヌ個人の「ファンクラブ」を体験した著者が、その仕組みや歌劇団との関係について、論文にまとめたものです。「どうやって、完全なボランティアでこのような秩序だった優秀なシステムが成り立っているのか」を探ります。すごい仕組みです。(☆3)

  • こよみ さん

    期間があるから熱狂できるというのは「アイドルは終わりが見えるから応援できる」っていうのを思い出す

  • まど さん

    テレビで見てから、ずっと宝塚ファンは不思議な存在だった。何が楽しくて時間もお金もつぎ込んでお尽くしするんだろう?という謎は、本書を読んで理屈ではわかったけれど、やっぱり不思議な存在のままかも。スターはファンクラブとどんな気持ちで関わっているんだろう。スター視点も読んでみたい。息苦しそうなすごい世界だ。関西人の宝塚の偉い人が、コアなファンをいいようにつかっているように見えてしまう。

  • むっちょむ さん

    ファンクラブは、一種の宗教みたい。独特。少しでもよい席でとか、少しでも生徒(タカラジェンヌさんをこう呼ぶのも独特)の地位をあげたいとせっせとグッズを買うとか、もうすっかりカモ、でもどっぷりハマると楽しそう。タカラジェンヌさんを宝塚の、その中の演者として、夢を売るフェアリーとして、というのがファンの人は一番気になる視点なのかな?!私は、今気になってるタカラジェンヌさんが宝塚やめられてから、男役からどのようにシフトチェンジして女性に戻られるのか、やめたあとどういう人生を送られるのか、という方が気になる。

  • Miho Haruke さん

    スター入り待ち出待ちのガード、チケット割り振り、お茶会の運営、卒業セレモニーの差配…奇異なまなざしで見られることもある宝塚スターファンクラブだが、彼女たちの世界は、熱狂的な憧れどころか非情な利害均衡と微妙な人間関係をコントロールする、きわめて社会性の高い組織である。特にファンクラブ代表の企業経営者としての手腕には脱帽。元ファンクラブ会員だった社会学者による観察と分析であり、批判でも礼賛でもない事務的な筆致で描かれた、知られざる世界の面白さにあっという間に読んでしまう。しかもそれが全員女性(コメントに続く)

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人物・団体紹介

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宮本直美

1969年東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科音楽学専攻修士課程修了、東京大学人文社会系研究科社会学専門分野修士課程・同博士課程修了。博士(社会学)。専門は音楽社会学・文化社会学。東京大学大学院人文社会系研究科助手などを経て、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行

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