ドビュッシー(1862-1918)

人物・団体ページへ

SHM-CD

牧神の午後への前奏曲、夜想曲、交響詩『海』、イベリア ブーレーズ&クリーヴランド管弦楽団

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG50034
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ベスト100
ブーレーズ/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、夜想曲、『海』、イベリア

SHM-CD仕様

伝統的な和声に支配された旧来の音楽から脱却し、近代音楽への扉を開いたドビュッシーの管弦楽作品集です。マラルメの象徴詩をもとに作曲された『牧神の午後への前奏曲』、音によって光と影の綾を描く『夜想曲』、夜明けから刻々と変わる海の一日を描写した『海』など、印象主義の代表作を収録。
 「『牧神』のフルートから音楽の歴史は息遣いを変えた」と語るブーレーズと、クリーヴランド管弦楽団のエスプリに溢れた演奏でお聴きください。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
ドビュッシー:
1. 牧神の午後への前奏曲
2. 夜想曲
3. 交響詩『海』
4. イベリア(『管弦楽のための映像』から)

 クリーヴランド管弦楽団&女声合唱団
 指揮:ピエール・ブーレーズ

 録音:1991年3月(1,4)、1993年3月(2,3)、クリーヴランド(デジタル)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
★
☆
SHM−CDの効果を検証すべく購入。一番...

投稿日:2019/09/07 (土)

SHM−CDの効果を検証すべく購入。一番最初にリリースされた輸入盤(439896、4357662)と比較しました。 海と夜想曲は、このCDで寒色系寄りの音に変化。元々暖色に寄りがちな少しもこもこした音だったので、よい意味で普通の音色になったかもしれない。ここは完全に好みだと思う。どちらが良いか選ぶのは難しい。 牧神とイベリアは、解像度が増した印象。すっきりと聴きやすい音質に変化。こちらの二曲の方がSHM化による変化は大きい。

うさ二郎 さん | 長野県 | 不明

1
★
★
★
★
★
「ブーレーズはつめたい」そんなイメージだ...

投稿日:2012/04/05 (木)

「ブーレーズはつめたい」そんなイメージだけが先行している彼ですが、 比較的最近のブーレーズにそのような面はあまり感じられない。 もともと頭でっかちの武装主義だったのかもしれませんが、 今の彼はちゃんと「音楽」している。 それも、他の誰にも成し得ない抜群のコントロールと見事なリズム感を伴って。 ノリのいい演奏というのには二通りあると思う。 演奏者がパワフルにドンドン推し進めるタイプと、 幅広いドュナーミクと的確な拍による湧き上がる盛り上がりとだ。 ブーレーズは後者のタイプの現代史上最高のコンダクターであろう。 派手で生々しい感情的な音楽ではなく、 余計な味付けを省いて音楽の骨の髄まで味あわせてくれる素材の天然の魅力を引き出すスペシャリストだ。 ドビュッシーにしろラヴェルにしろ、フランス近代音楽というものはそういった自然食品のような魅力こそが醍醐味であって、「印象派」などと呼ばれ勘違いされているが、なぜかキラキラ派手でごちゃごちゃしたもののように扱われるべきではないと思う。 ごちゃごちゃに彩られたサラダを、野菜一つ一つの味までしっかり堪能出来るような、そういった魅力の伝え方をして欲しい。 そういう意味で、ブーレーズの奏でるフランス音楽というのは本当に最高の表現の形だと思う。 リリカルな面、きらびやかな面、激しい面、冷たい面、それらを一つづつを強調するのではなく、すべてを一つにまとめてこの全体の響きが出来上がるのです。 そして聴いてみてくださいな。このノリの良さと歌心を。 朗々と華やかに感情的に歌うだけが「魅力」ではないとはっきり感じていただけると信じております。

あんぱん さん | 京都府 | 不明

5
★
★
★
★
★
ブーレーズによるドビュッシーの管弦楽曲集...

投稿日:2011/06/09 (木)

ブーレーズによるドビュッシーの管弦楽曲集と言えば、1960年代後半にクリーヴランド交響楽団やニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮した名演(1966〜1968年)がいの一番に思い浮かぶ。それは、各管弦楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くすとともに、一切の主観や情感を拝した前衛的とも言える斬新な演奏であった。本盤におさめられた演奏は、それから20年以上の期間を経て行われた録音であるが、ブーレーズは随分と丸くなったというのが第一印象だ。これは、ドビュッシーに限らずに、他の作曲家の楽曲における演奏についても言えることであり、1990年代に入ってDGに行った録音にはすっかりと好々爺となったブーレーズによる円熟の演奏を聴くことが可能である。もっとも、そこは腐ってもブーレーズであり、何も万人受けをするような通俗的な演奏をするようになったわけではない。むしろ、スコアリーディングについては深化したと言えるところであり、徹底したスコアの読み込みによって、楽想をあたかもレントゲンで撮影するかのように、楽想を精緻に描き出していくというアプローチ自体には何ら変わりがないところだ。もっとも、かつては一切を拝していた情感の豊かさが付加されたところであり、これがブーレーズの近年の演奏の円熟ぶりであり、はたまた魅力の一つであると言えるだろう。本演奏においても、ブーレーズは徹底したスコアリーディングに基づいて楽想を精緻に描き出しているが、情感の豊かさにおいてもいささかも不足はなく、いい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっている点を高く評価したい。なお、とある影響力のある高名な音楽評論家が本盤を徹底的にこき下ろしているが、かかる罵詈雑言に右顧左眄することなく、信用できるのは自分の耳だけであるということを肝に銘じておきたいものだ。録音は従来盤でも十分に満足できる音質を誇っていたが、今般のSHM−CD化によって音質がより鮮明になるとともに、音場が幅広くなったと言える。ブーレーズによる円熟の名演を、SHM−CDによる鮮明な高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

5

ドビュッシー(1862-1918)に関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品