ベートーヴェン(1770-1827)

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Hi Quality CD

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第23番『熱情』、シューマン:子供の情景 小林愛実

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE90184
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

15歳のピアニスト、小林愛実セカンド・アルバムの登場!
定評のあるベートーヴェンのソナタからは『熱情』と『悲愴』を収録!


前作『小林愛実デビュー!』(TOCE56277)でも特に定評のあったベートーヴェンのソナタの中から、今小林愛実が最も弾きたい曲『熱情(ピアノ・ソナタ第23番)』と『悲愴(ピアノ・ソナタ第8番)』、そしてシューマンの名曲『子供の情景』を収録。小林愛実が得意とする音楽性に富んだ深い作品、ピアノを習う人たちは必ず通る名曲をお届けします。(EMI)

【収録情報】
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13『悲愴』
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』
・シューマン:子供の情景op.15

 小林愛実(ピアノ)

 録音場所:広島県三原市芸術文化センター
 録音方式:デジタル

【小林愛実(こばやしあいみ)プロフィール】
1995年9月23日生まれ。3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラとの共演、9歳で国際デビューを果たす。2001年よりピティナ・ピアノコンペティションに4年連続で全国決勝大会進出、2004年Jr.G級(16歳以下)にて出場最年少の小学3年(8歳)で金賞、併せてソナーレ賞、読売新聞社賞を受賞。2004年にショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア大会で第1位金賞、2005年には全日本学生音楽コンクールにて小学4年生で優勝、59年の歴史で初という快挙。海外でもこれまでにパリ、ニューヨーク、モスクワ、ポーランド等でコンサートを行っており、N.Y.カーネギーホールでの模様はヨーロッパ全土で放映された。2006年ロシア(モスクワ)でウラディミール・スピヴァコフと共演。3社のテレビ局と33社の新聞者が記者会見に訪れ、その模様はロシア国外でも放送された。2007年、フランスのテレビ局(LCI)の取材を受け、その模様はフランス国内で度々放送され、反響を呼んだ。2006〜08年に3度、カーネギーホールでコンサートに出演。2009年1月27日、山口県宇部市出身。山口県の栄光文化賞を3度受賞。2007年4月より桐朋学園大学音楽学部付属「子供のための音楽教室」に特待生として入学。2008年東京倶楽部特別助成金を受ける。8歳より、二宮裕子先生に師事し現在に至る。(EMI)

内容詳細

“ショパンに貢献したピアニスト100人”に、最年少で選ばれた彼女。世界が注目する15歳の、セカンド・アルバムだ。隅々まで徹底的に考え抜き、そこに自己を投影していくピアニズムが、耳慣れた作品に新しい光を与える。その自己主張の強さが諸刃の剣にならないことを祈る。(堀)(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

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収録曲   

総合評価

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このCDの内容が小林さんに合っているよう...

投稿日:2012/11/30 (金)

このCDの内容が小林さんに合っているような気がして、小林さんのCDとしては初めて購入しました。特に熱情ソナタは自分の中で過去最高の熱情ソナタです。第2楽章のホットな感情と落ち着き、それに続く終楽章の爆発的な高揚。ここはアルゲリッチ譲りかと思わされるほどに感情移入が上手い。そして悲愴ソナタに関しても、何の先入観もなくただあるがままにベートーヴェンの深層に入るような演奏で魅力的です。どちらかといえばロマン的な風情がある演奏ですが、そこに溢れる才能と若さがあることが何より魅力的。この歳で熟しきった演奏を聴かせてくれるピアニストはそう多くいません。そういう意味でも貴重だと思いますし、こういった純粋な響きと表現によるベートーヴェンのソナタというのも見直す必要があるのではないでしょうか?それほどまでに、「無駄のない」演奏です。熱情ソナタに関しては、それまで自分の中でトップにしていたバックハウスを超えました。そういう演奏を聴くと、このピアニストの将来が並大抵ではないことを安易に想像できるものであるため、その素晴らしさに浸る楽しみすら感じます。その後に入っている「子供の情景」も一つ一つの情景の表現が小林さんの感情の中で陽気に弾んでおり、アルゲリッチの「子供の情景」が名演であるなか、それに匹敵していくような巧さ。特にここでも感情移入が適切で、我々が聴く時にも客観性を失わない程度で快く浸れます。この演奏を聴くたびに、小林さんはシューマンのその先にあるブラームス、あるいはシューベルトでどのような演奏をするのだろうという期待を抱かせます。純粋な響きと無色透明なピアノのタッチの音色が何より魅力的。それとともに、感情移入の時に現れる和音の美しさは最高といわざるを得ません。

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一度、小林という存在・年齢・経歴・評価な...

投稿日:2012/01/29 (日)

一度、小林という存在・年齢・経歴・評価などを忘れて聴いてみてほしい。演奏・録音ともに古今東西のなかでも超一級品で、CDは歴代東芝EMI最高の出来と確信した。特にファンという訳でもなかったが、このピアニストはライヴでもたびたび聴いてきて、CDでも期待して聴いた。特にベートーヴェン作品では十全に演奏の真価をとらえている。CD作りのための録音セッションでは、たいがいが製品としての完成度を求めるがあまりに多くのテイクを重ね、制作スタッフによる音作りや編集によって出来上がるが、その結果、演奏自体が本来持っているはずの音楽的な持続感、生命力、インスピレーションなどといった重要なものが死んでしまっていることが多いのだ。おそらくはこのセッションでも録り直しを重ねたのかもしれないが、音楽としての力が全く死んでいないことに驚かされる。その理由は第一にこのピアニストの驚異的な容量の大きさであろうことは疑いなく、いつでも新鮮に常に全身から溢れる強烈な音楽力が聴く者に真に迫ってくるが、録音セッションにおいても全くそれが失われていないということが驚嘆に値するのである。姿や存在を忘れ目を閉じて聴くと演奏家の自己主張は遠のき、ひたすらに作品そのもののエネルギーが自然に、しかし強烈に伝わってくる。技術的なことや完成度をどうこうというレヴェルははるかに超えてしまっており、きわめて謙虚で誠実な作品への研究をすでに昇華して、音楽の化身となっている。それは巨匠ピアニストにしか成しえないものだ。そういった見事な音楽をあまさず捉えた録音スタッフ、企画にも最高の賛辞を贈りたい。 演奏・録音ともに最高だが使用楽器の音作りは最近のスタインウェイの流行で好みが分かれるがソフトすぎる整音だと思う。先発のデヴュー盤のピアノの音のほうが硬質な魅力があった。「子供の情景」では演奏にまだ迷いがあるかもしれないので後年に期待したい。 比較してしまうと申し訳ないが、ここでのベートーヴェン演奏のすばらしさは、シュナーベル、ケンプ、アラウ、リヒテル、ギレリスなどの大ピアニストにもその感銘度は匹敵するほどのものだ。

chopin etude さん | 千葉県 | 不明

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技術的にも安定しており迫力もある。これが...

投稿日:2011/09/10 (土)

技術的にも安定しており迫力もある。これが15歳の若手女流ピアニストによる演奏!確かにベートーヴェンではもっと踏み込んでほしいと思う瞬間もあるが若いのでまだまだこれからだろう。やはり若さ、みずみずしさにあふれているが全体には情熱的でなかなか主張が強くて良い。彼女の今後が楽しみ。録音場所は僕の地元の文化会館だが良好。

ワレンペラー さん | 広島県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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