SACD 輸入盤

交響曲第2番、第3番 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団(2006、2010)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900111
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ブラームス:交響曲第2番、第3番
ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団
音響抜群のホールでのライヴ収録SACD


ヤンソンスはブラームスを得意としており、実演ではよくとりあげているほか、CDでもすでにオスロ・フィルとの全集のほか、コンセルトヘボウ管との第2番をリリースして高い評価を受けています。
 今回リリースされるバイエルン放送交響楽団との第2番&第3番は、それらとの比較も楽しみなところですが、なんと言っても注目されるのが、抜群の音響を誇るシューボックス型の代表格でもある「ヘルクレスザール」と「ムジークフェラインザール」で収録されているということでしょうか。
 特にウィーンのムジークフェラインザールに響き渡るバイエルン放送響のサウンドというのは珍しいこともあって、ヤンソンスの緊密な解釈を高精度に音化するヴィルトゥオーゾ・オーケストラである同オケの現在のパフォーマンスを知る上でも興味深いところです。
 バイエルン放送響がガスタイクと並んでよく利用するヘルクレスザールも、シューボックス型ならではの響きの豊かな響きが得られるため、ブラームスの交響曲第2番という繊細で伸びやかな起伏を示す作品にはふさわしいと思われるためこちらも期待できます。ちなみに第2番はコンセルトヘボウの録音も素晴らしいものでしたので、ホール・トーンも含めた比較が楽しめるのも嬉しいところです。
 ドイツを代表する名門のひとつであるバイエルン放送交響楽団だけあって、ブラームスのCDもこれまでに、クーベリックの全集デイヴィスの全集のほか、ベームジュリーニバルビローリシューリヒトクレンペラーカイルベルトアンセルメストコフスキーなどと共演した録音がリリースされており、それらのどれもが話題になっていただけに、現音楽監督であるヤンソンスのCDの仕上がりにも高水準なものが期待できます。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90

 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2006年3月16-17日(1)、2010年1月16日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール(1) ウィーン、ムジークフェラインザール(2)
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

ユーザーレビュー

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いずれも好演でしょう。第2番では楽想の表...

投稿日:2013/12/15 (日)

いずれも好演でしょう。第2番では楽想の表わす情感を実に率直に表現していて、曲の持ち味を大いに堪能できます。第4楽章ではちょいとパワーアップして完結感も満点。第3番は曲の持つ低徊感にはあまり踏み込まず、すっくと立つ雰囲気を持つ。表情も流れもストレートすぎて、曲の特質の再現としてはやや不満もないではありません。録音は良好。ややくすみ気味の音ですが、かつて生で聴いたのと同じ、このコンビの音は確かにとらえられております。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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コンセルトヘボウ盤のブラームス2番も持っ...

投稿日:2012/10/24 (水)

コンセルトヘボウ盤のブラームス2番も持っていますが、演奏の基本姿勢は一緒ですが、オーケストラの鳴らし方が(素人の私でも分かるくらい)違い、聴いたあとの印象がガラッと変わってしまいます。コンセルトヘボウ盤はより暖かい雰囲気のブラームス。バイエルン盤は濃密かつどっしりとした雰囲気のブラームス。同じ曲で、同じ指揮者で、ここまで印象が変わるのはヤンソンスの手腕だろうか?

BARON さん | 福岡県 | 不明

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この、バイエルン放送響の自主制作盤シリー...

投稿日:2012/04/06 (金)

この、バイエルン放送響の自主制作盤シリーズと、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の自主制作盤シリーズの中でも特にヤンソンスの指揮したものは全て手元にあるが、このブラームスは、それらの中でも特に優れた1枚。ヤンソンスの指揮は、全体的には極めてオーソドックスで、ブラームスの音楽の美質をごく自然に引き出している。尤も、それだけに、テンポが極端に遅かったり、特定の箇所に過剰に感情移入して色濃く表出したりと、わかり易い解釈を求める向きには物足りなく聞こえるだろうが、細部から演奏の美質を独自に聴き取れる聴き手にとっては、このブラームスは実に魅力的に聴こえるに違いない。もちろん、細かく語っていけば切りがない。けれども、ヤンソンスが、ここに来て、やっと作為的なコケオドシの表現とは全く無縁でありながら、結果として大きな劇的起伏に富んだ音楽を作り上げることが出来る指揮者となった事は強調しておきたい。尚、録音は、SACDのメリットはあまり感じさせない(第1番&第4番はCDでの発売とのことだが、この録音クオリティなら仕方ないだろう)。パワーアンプを立ち上げてすぐに鳴らしたような、やや彩度の低い音彩が気になるが、低域から高域まで、極めてバランス良く収録されている。特に強奏では、ムジークフェラインで録音された第3番は伸びと余裕を感じさせ、決して騒々しくないサウンドを聴かせるのは流石だ。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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