ザザのちいさいおとうと

ルーシー カズンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784032016000
ISBN 10 : 4032016003
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25

内容詳細

うちに赤ちゃんがやってきた。パパもママも忙しい。ぼく、ひとりで遊んだ…。赤ちゃんがやってくると、暮らしがちょっと変わる。メイシーちゃんシリーズの著者が、兄弟が生まれた時の子どもの気持ちを描いた絵本。

【著者紹介】
ルーシー カズンズ : イギリス生まれ。画家の両親のもとで育つ。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでグラフィックデザインを学ぶ。在学中に描いた『ポートリーのぼうし』で絵本作家としてデビュー。“メイシーちゃん”シリーズは世界中の子どもたちに愛されている

五味太郎 : 東京生まれ。工業デザイン、グラフィックデザインの世界から、絵本を中心とした創作活動に入り、幅広い分野でユニークな活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紫 綺 さん

    おとうとが出来て寂しい思いをするおにいちゃん、ザザ。よくある展開かと思いきや、さすがおにいちゃん、立派におとうとの面倒を見てあげた。ポップな絵と文字がやさしく、五味太郎さんの訳が楽しい♪

  • ごんたろう さん

    少年ザザに弟が出来た。中心は弟になる。家族は皆忙しくなり、なかなか相手にしてくれない。ザザは、頭では分かっているが、いい気分ではない。親の気持ちも分かる。1人目と2人目、同じように育てたい。ザザは、母親の「あなたがだっこすれば」の言葉に示唆され、弟の面倒を懸命に見る。現実に対する不満と、現実をなんとかして受け入れようとする意志、赤ちゃんを丁寧に支えようとする意志と、それを母親に見てもらいたいという意志。気持ちは複雑。自分の置かれた状況そのものを変えることはできない。ならば自分が変わろうという姿勢は大切だ。

  • 遠い日 さん

    お兄ちゃんになったザザ。忙しく弟の世話をする両親に、ちょっと遠慮してみたり、甘えて構ってほしがったり、初めて下のきょうだいができた子どもの心の揺れ、とまどいを丁寧にすくいあげている。ザザ、健気でいじらしくなっちゃう。

  • spatz さん

    鮮やかな色彩にとてもみじかいことばのやりとり。つたわってくるザザのきもち!あざやかだなあ、みごとだなあ。 《ママのおなかにあかちゃんがいる ママののおなかおおきい だから ぼくをだっこできない . しまうまのザザ。 おとうとがうまれる。 パパもママもみんないそがしい。 ママだっこして! あなたがらあかちゃんをだっこしてあげればいいのに》 そして、やってみたらたのしかった、おとうとはかわいい、たのしい!! そしていつものおやすみえほん

  • Maiラピ さん

    大好きなメイシーちゃんシリーズのルーシー・カズンズ著です。カラフルでポップな絵に優しいお話。

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人物・団体紹介

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ルーシー カズンズ

1964年イギリスに生まれる。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでグラフィック・デザインを学ぶ。在学中に絵本賞を受賞した『ポートリーのぼうし』でデビュー

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