隠される原子力・核の真実 原子力の専門家が原発に反対するわけ

小出裕章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784915970368
ISBN 10 : 4915970361
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,157p

内容詳細

目次 : 被曝の影響と恐ろしさ/ 核の本質は環境破壊と生命の危険/ 原子力とプルトニウムにかけた夢/ 日本が進める核開発/ 原子力発電自体の危険さ/ 歪められた二酸化炭素地球温暖化説/ 死の灰を生み続ける原発は最悪/ 温暖化と二酸化炭素の因果関係/ 原子力からは簡単に足を洗える/ 核を巡る不公正な世界/ 再処理工場が抱える膨大な危険/ エネルギーと不公平社会

【著者紹介】
小出裕章 : 1949年東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。1974年に京都大学原子炉実験所助手になる。2007年4月から教員の呼称が変わり、現在は助教。専門は放射線計測、原子力安全。伊方原発訴訟住民側証人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます さん

    サブタイトルどおり、原子力の専門家が原発に反対するわけを語った本。わりと平易に書かれてあるので、そこまでの難しさを感じずに読めた。放射能はたとえ微量でも人体への影響を及ぼしうるため、放射線量の規制値はどこまでだったら社会的(政治的)にがまんすることができるかという角度で決めざるを得ないという点は、そうであるならば社会を構成する国民一人ひとりが放射能についての正しい知識を持っておく必要があったのではと思わされた。今後かなり長期にわたって向き合わざるを得ない問題なので、遅まきながらじっくりと学んでいきたい。

  • Maiラピ さん

    『核兵器保有国、米英仏露中の五カ国は「ウラン濃縮・原子炉・再処理」の核開発中心技術を持ってます。そして非核兵器保有国で唯一、それら三技術を持っている国が日本です』日本の裏側は矛盾とアメリカの傀儡。「非核三原則」も嘘だったし。政府?電力会社?の説明を信じて、リサイクルするプルサーマルって人間の叡智だな〜と感心していたバカなわたし。著者は「原子力は即刻やめても困らない」と断言しているが、なぜ今、停電の必要があるんだろうか、疑問も残る。TVで引切り無しに安全を説く御用学者たちと論じて欲しい。読み易いので一読を!

  • ぽんくまそ さん

    出版が2010年12月だから、フクシマの4ヶ月前だ。原子力への批判本が本屋に無かった頃であり、TVではNUMOの宣伝やら何やらをジャンジャン流していた頃に出版されていた本なのだ。フクシマ後、この本に書かれていることぐらいは、常識となったであろうか? いや、いまだに、電力不足詐欺・電力コスト詐欺・CO2悪者説詐欺・石油枯渇詐欺・核燃料リサイクル詐欺に騙されていて、そもそも核廃棄物や温排水のことも知らない人の方が多いようで、違うと言うと変人扱いされる。無知は罪だ。だから、原発本を読み続ける。

  • ぐっち さん

    一連のニュースで「ベクレル?」「シーベルト?」何度聞いても理解できない私。…ということでAmazonのコメントで評判のよかったこちらを手に取りました。私の期待していた基礎の基礎みたいな話ではなく、科学的な数値から原子力発電に反対している内容。なんせ原子力のことまったくわからないので、ここに出してある資料や論調が正しいのかは判断できなかったのですが、「原子力発電は『海温め装置』」には笑ってしまいました。原子力以外の発電に切り替えられるのであれば、その方向に進むといいなあと思います。

  • 白義 さん

    原発の問題点について、分かりやすく要領よくまとまっています。類書の中では比較的冷静で、専門家として的確な整理であり、相応の説得力を備えています。真逆の立場であろう榎本聰明『原子力発電がわかる本』と並ぶ必読書。原発のリスクや意外な低効率はよくわかったけど、やはり他の方法もそれに見合う、質の違うリスクがあるので案外判断は難しいでしょうが、必要な知識が得られます。どちらの立場が正しいのかは知らないけど、原発を減らしていく社会への想像力を鍛える一助になるでしょう

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