CD

触感の研究

HARMONICA CREAMS (ハモニカ クリームズ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
D13202
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

【ハモニカクリームズ「触感の研究」によせてエマーソン北村】
ハーモニカ/フィドル/ギター/パーカッションからなる四人組のアルバム。 もちろんアイリッシュミュージックに軸足を置いているが、その硬質なアン サンブルの質感からは、なぜ今彼らがこの音楽に取り組んでいるのかがわか るような気がする。
アイリッシュ度の高いM1 やM2 からそれを独自の拍子チェンジ解釈で発展 させたM5, ほっこりするM3 や音のスキマ度合いが微妙に音響派?なM4 などいろいろな挑戦をしているが、中途半端なミックス音楽ではなくあくま でアイリッシュの範疇に立とうとしているところが、逆にグループの幅広さ を感じさせる。
ブルースハープスタイルから楽天的なノーエフェクトの演奏までが心地よい ハーモニカと、自分の音色を守り時には枯れたとさえ感じるフィドルによる ユニゾンは本当に独自。ギターは、この楽器がリズム楽器としていかに重要 かを教えてくれるし(あらゆる音楽で大事なこと)、パーカッションはグル ーヴを出すと同時に、あえてシンプルなサウンドでグループのめざす風景を 的確に描いている。
メロディーの解釈がどことなくテクノに通じていたり、音色だけでなく演奏 のタイム感にもざらっとしたものを感じるあたりは、彼らが同年代のインデ ィーロックをやっているミュージシャンと同じ地点に立っていることを教え てくれる。各人が自分の演奏スタイルをかたくなに曲げようとしないガンコ さも、バンド感があって、僕は好きだ。
バンドの「触感」は、演奏だけでなくメンバーのそんなバランスからも生ま れるもの。それがこれからどんな風に変化してゆくか(あるいはしないの か)、とても楽しみだ。
エマーソン北村


ハモニカ奏者の清野美土/Yoshito Kiyono をリーダーとしたケルトブルースバンド。
現在パリ在住で欧州のジャズフェスティヴァル等にて活躍しているハモニカ奏者の独特な作曲群と、 ケルト音楽内外でも稀代のリズム感を誇る大渕愛子、長尾晃司、トシバウロンによって構成される。 土くさく、ひとつ、ひとつ語るように重ねるハモニカのインプロヴィゼーションは、シカゴブルー スの豪快さとケルトの儚さを繋ぎ合わす。伝統音楽を基にしているとは思えぬほどに四者各々が独立 した演奏スタイルをもち、その全体の多様性は高揚感溢れる豊かなアンサンブルとして現れて、人の 心に触れる。特殊な楽器編成は、最盛期のエレクトリックブルースのように野太い、新たなバンドサ ウンドを提示。自在な疾走感と粘り強さの共存するハモニカとフィドルのユニゾンはトランスやジャ ムバンドにも通じ、繰り返すほどに上がり続ける強烈な螺旋グルーヴを起こす。2011 年からは欧州 各国でのケルト、ジャズ祭への出演も予定している。

清野美土Yoshito Kiyono:Harmonica
大渕愛子Aiko Obuchi:Fiddle
長尾晃司Koji Nagao:Guitar
トシバウロンToshiBodhran:Bodhran

Arrangement : Harmonica Creams
All Composed : Yoshito Kiyono

内容詳細

おそらく日本随一のケルト・ブルース・バンドであろう。リーダーはハーモニカ奏者の清野美士。彼にフィドル、ギター、バウロン(アイルランドの太鼓)が絡み、ぶつかりあい、斬新そのものの音像が生まれる。このアルバムはフランスのラジオ局でも放送され、注目を集めたという。(原)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 奥の狐路 Foxy Way
  • 02. 胸騒ぎの行列 Matrix
  • 03. 風と私 Kazetowatashi
  • 04. まどろみの間 Assoupissement
  • 05. 鮭 O.Keta
  • 06. Prsage age
  • 07. 茶〜Live Version〜 Cha

ユーザーレビュー

総合評価

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