モンテヴェルディ(1567-1643)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『聖母マリアの夕べの祈り』 プルハール&ラルペッジャータ

モンテヴェルディ(1567-1643)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6419940
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
通常盤,輸入盤

商品説明

モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』出版500周年記念!
古楽アンサンブル「ラルペッジャータ」結成10周年記念!


10年前にクリスティナ・プルハールによって創設された古楽アンサンブル、ラルペッジャータは、モンテヴェルディの『愛の劇場』で、ドイツのグラミー賞ともいわれるエコー・クラシック賞を獲得して広く知られることになりました。
 今回登場する「ラルペッジャータ」結成10周年記念盤では、彼らにとって特別な作曲家であるモンテヴェルディの作品から、2010年が出版500周年という記念の年でもあった傑作『聖母マリアの夕べの祈り』をとりあげています。
 プルハールはこの作品について、「30名の歌手と演奏者は、長年この作品に情熱を持って関わってきました」と語っており、実際、バルセロナ、ゲント、そしてフランス東部のメッツでの彼らのコンサートは大好評をもって迎えられています。
 今回のヴァージン・クラシックスによるセッション・レコーディングはメッツにあるアーセナル・コンサート・ホールでおこなわれています。
 プルハールは演奏について「過去25年間にわたって、『晩課』演奏のアプローチは大きく変化しており、ラルペッジャータのヴァージョンがその記憶されるものとなれば・・・」と語っており、通常の古楽演奏の範疇を超えた馴染みやすさが、現代の聴衆にアピールするユニークなものとなっています。

【収録情報】
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り (1610)
・主よ、来たりてわれをたすけたまえ
・主は言われた
・私は色黒いけれど美しい
・子らよ、主をたたえよ
・美しきかな、わが友よ
・われ、喜べり
・二人のセラフィムが叫んだ
・主が家を建てられるのでなければ
・天よ、聞き入れたまえ
・エルサレムよ、主をたたえよ
・「聖母マリアよ、われらのために祈りたまえ」によるソナタ
・アヴェ・マリア・ステラ
・マニフィカト

 ラルペッジャータ
 クリスティナ・プルハール(指揮)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
プルハール&ラルペッジャータ の聖母マリ...

投稿日:2011/02/15 (火)

プルハール&ラルペッジャータ の聖母マリアですが、期待していたのですがこの曲の決定版とはなりませんでした。彼らの演奏は高度なテクニックと他の古楽団体に負けない意気込みを感じるものの、芸術としての感動という点では、ガーデナーやサバールらの演奏に一歩及ばないと感じます。この曲はルネサンスとバロックのかけわたし的な時代にあり、モンテヴェルディとしても自分の地位を確固としたものとするための野心作でもあります。ガーディナーはルネサンス、バロック時代の両方の楽器を使用し編成はバロックよりの様式を取ることで成功しました。サバールも楽器編成は同じ、しかしルネサンス様式に寄った名演を繰り広げます。今回リリースされたプルハール&ラルペッジャータの演奏は弦楽器、リュート、コルネット族、BCというこの曲としては地味な編成で、当時、絢爛豪華で繁栄の中心にあったミラノの大聖堂で当時響いたであろう味わいを感じることは出来ません。結果、歌手の出来も楽器の演奏技術もガーディナー、サバールたちに負けないくらい良いのですが、教会での演奏を前提として作曲されたこの曲に対して、コンサートホールで演奏した点も芸術的な深みを損なう結果となってしまっています。彼らの今までの演奏は今度は何をやらかしてくれるのだろうか?というワクワク感があったのですが、正攻法過ぎたとも言えるかもしれません。

j70515 さん | 東京都 | 不明

2

モンテヴェルディ(1567-1643)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品