基本情報
内容詳細
「説明すればするほど曖昧に―不確定性が深まっていった」1941年秋、ナチス占領下の北欧コペンハーゲン。ドイツ人の物理学者ハイゼンベルクは、かつて師と仰ぎ、親同然に慕っていたボーア夫妻を訪ねる。折しも原爆開発競争のさなか、互いに敵国人となり、新兵器を巡る暗闘の渦中にあった2人の天才は何を語ったのか?謎に包まれた会談を、史実を踏まえて大胆に描き出す。トニー賞を受賞したスリリングな思想劇の傑作。
【著者紹介】
マイケル・フレイン : 劇作家、小説家、翻訳家。1933年ロンドン生まれ。2年の兵役期間中にロシア語を学ぶ。ケンブリッジ大学で哲学を専攻。『ガーディアン』、『オブザーバー』の記者、コラムニストとして活躍する傍ら、創作を開始。デビュー小説The Tin Men(1965)でサマセット・モーム賞を受賞。画家ブリューゲルの失われた絵画にまつわる物語『墜落のある風景』(1999)はブッカー賞の最終候補となり、『スパイたちの夏』(2002)はウィットブレッド賞を受賞した。戯曲作品も多数。『コペンハーゲン』(1998)は国内外で大きな反響を呼び、2000年にトニー賞を受賞している
小田島恒志 : 1962年生、早稲田大学文学学術院・文化構想学部教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
マイケル・フレイン
劇作家、小説家、翻訳家。1933年ロンドン生まれ。2年の兵役期間中にロシア語を学ぶ。ケンブリッジ大学で哲学を専攻。『ガーディアン』、『オブザーバー』の記者、コラムニストとして活躍する傍ら、創作を開始。デビュー小説The Tin Men(1965)でサマセット・モーム賞を受賞。画家ブリューゲルの失われ
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