CD 輸入盤(国内盤仕様)

Afrocubism

Afrocubism (アフロキュービズム)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WCR23018
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Japan (国内盤仕様)
フォーマット
:
CD
その他
:
コレクション,輸入盤

商品説明

あの“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”を生むキッカケとなった企画が、14年の歳月を経てついに完成した!!

ワールド・ミュージック史上最大級の話題と売上を残したのが、1996年に発表された『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。しかしそれは急遽こしらえた即席プロジェクトだったという事をご存じでしょうか? 本来ライ・クーダーのプロデュースの下でキューバと西アフリカ・マリの音楽家たち同士が共演をするという企画のアルバムを作る予定でしたが、マリから来るはずだったジェリマディ・トゥンカラとバセク・クヤーテがパスポートを失くしてしまい、キューバに来られなくなってしまったのです。時間と予算に限りがあったこともあって困り果てたライ・クーダーたちでしたが、キューバ側のコーディネイターだったホァン・デ・マルコスと相談して捻り出した代替案が、ブエナ・ビスタというプロジェクトだったのです。しかしそんな即席プロジェクトが空前の大ヒットを記録し、その後映画にまでなってしまったわけですから、運命とは何とも不思議なものです。

そんな奇跡のアルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の発売から14年が経ち、ようやく本来の企画であるキューバとマリの音楽家たちの共演アルバムがここに実現しました。キューバ側からは、ブエナ・ビスタでは名曲「チャン・チャン」でリード・ヴォーカルを担当していたエリアーデス・オチョーア(セカンド・ヴォーカルはコンパイ・セグンドでした)と彼のグループ“パトリア”が参加。一方マリ側からはヴェテラン・シンガーのカッセ・マディ・ジャバテをはじめ、現在最高のコラ奏者トゥマニ・ジャバテ、小型弦楽器ンゴーニのマエストロ、バセク・クヤーテ、西アフリカの木琴バラフォンを巧みに操るラサナ・ジャバテ、そしてかつてレイル・バンドで活躍した敏腕ギタリスト、ジェリマディ・トゥンカラといった素晴らしい音楽家たちが揃って参加しています。

そんな彼らが演奏するのは、キューバの作曲家ニコ・サキートの名グァヒーラ「荷馬車に揺れて(Al vaiven de mi carreta)」をはじめとするカヴァー曲のほか、キューバとマリのテイストが混じりあったオリジナル曲など。親戚関係ともいえるキューバ音楽と西アフリカ音楽ですが、ここでは高い演奏技術を持つ音楽家同士が、リラックス・ムードの中まるで対話するかのように演奏をし、両者の音楽的接点をハイレベルで融合させたサウンドを聞かせます。

プロデュースはワールド・サーキット代表のニック・ゴールド。そしてブエナ・ビスタをはじめ、数々の名録音を残してきたジェリー・ボーイズが今回も録音技師を担当。最高の陣営によって14年前の構想がここに完成しました。間違いなく本年のワールド・ミュージック・シーンで話題になりそうな1枚です。

内容詳細

96年、このプロジェクトが頓挫したがために、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が誕生。そんないわくを持つ作品が、14年の時を経てついに完成。トゥマニ・ジャバテら西アフリカ勢と、キューバの白人系農民音楽との邂逅(再会)というスリリングなアイディアを、練達の演奏で聴かせていく。(真)(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

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  • LPレコード

    Afrocubism

    ¥5,060 輸入盤(国内盤仕様) 輸入盤(国内盤仕様) 2015年08月09日発売

収録曲   

  • 01. Mali Cuba
  • 02. Al vaiven de mi carreta
  • 03. Karamo
  • 04. Djelimady Rumba
  • 05. La Culebra
  • 06. Jarabi
  • 07. Eliades Tumbao 27
  • 08. Dakan
  • 09. Nima Diyala
  • 10. A la luna yo me voy
  • 11. Mariama
  • 12. Para los Pinares se va Montoro
  • 13. Bensema
  • 14. Guantanamera

ユーザーレビュー

総合評価

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14年前に『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラ...

投稿日:2011/06/19 (日)

14年前に『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を世に送り出したライ・クーダーとワールド・サーキットのニック・ゴールド社長が、当初企んでいたのは、ハバナにキューバのミュージシャンと西アフリカのミュージシャンを集めて共演させるというプロジェクトだった。2人がハバナに着くと、西アフリカのミュージシャンが来れなくなったことが判明。ここまで来て何もしないで帰るのも・・・ってなことで、キューバのベテランミュージシャンの演奏によってブエナ・ビスタが録音され、映画まで作られる大プロジェクト化し、大ヒット!ということだったそうだ。ブエナ・ビスタの素晴らしさには疑いは無いけど、本当に作られる筈だったのはこのアルバムだったのだ。今回、ライ・クーダーは参加していないし、場所もハバナではなくスペインになったものの、14年前に呼ばれたミュージシャンを含む、11人の共演が遂に果たされた。アフリカ側のミュージシャンは、多くがマリ出身であり、このアルバムは、最高のコラ奏者であるトゥマニ・ジャバテのマリとキューバの友好を歌った作品で幕を開ける。きっとブエナ・ビスタみたいには売れないだろう。けれど、この作品の価値はそれに勝るとも劣らないと言えるし、美しさではこちらに分があると思う。とても美しい。

sk1 さん | 東京都 | 不明

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