Heavier Than Heaven A Biography Of Kurt Cobain

Kurt Cobain (カート・コバーン)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860520038
ISBN 10 : 4860520033
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
追加情報
:
KURT COBAIN/チャールズ・R・クロス:著
サイズ15×21cm
512ページ

商品説明

「だんだん消えていくくらいなら、一気に燃え尽きたほうがマシだ」。今尚絶大な人気を誇るニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの決定版バイオ本。カート・コバーンが遺した膨大な日記、そして遺書――。作者はそうした、これまで門外不出だった貴重な資料を初めて公開することをコートニー・ラヴから許された他、彼女他遺族や関係者に対する400本以上のインタヴューを積み重ね、カート・コバーンの矛盾に満ちた人間像、死の本質的な謎について解き明かしていきます。

ユーザーレビュー

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かなり著者の推測が盛り込まれている。特に...

投稿日:2005/05/17 (火)

かなり著者の推測が盛り込まれている。特にカートの自殺を綴ったところはかなり推測。まぁこんなもんだろってゆー。

ヒロぽん大好き さん | 茨城県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナハチガル さん

    原書で読了。Nirvanaは当時少し聴いてたけど、亡くなったと聞いてそれほど驚かなかった記憶がある。この本を読んで、彼は天才というより、金も未来も家族もない本当にどうしようもない孤独で繊細な少年が、幸か不幸か何か大きなうねりと合致してしまったのだろうか、という感じがした。なんでもない若者がたった数年で歴史に名を遺すスターに祭り上げられてしまう、というような現象は、人類の歴史であの時代だけだったんじゃないかという気がする。He simply didn’t love himself enough. A+

  • ソノダケン さん

    アーティストとしての魅力より、人間としての弱さに焦点を当てる。心温まるエピソードがない。仲のよかった妹キムに同性愛趣味を止めさせようと、バカな説得をする滑稽味とか悪くないけど。1992年にカートは結婚式を挙げるが、盟友クリスを締め出す大失策を犯す。あとは奈落へ真っ逆さま。名演『アンプラグド』の本番前に自信喪失して醜態をさらすなど、この天才のどうしようもなさばかり記録されている。最後のヨーロッパツアーでカートは燃え尽きるが、我慢してスロヴェニア公演をおこなう。親戚があつまる予定のクリスの顔を立てたらしい。

  • at さん

    初めてNIRVANAを聴いたのはカート・コバーンが死んでから何年も立ったあとで、完全に後追いであるが、この本を読んでリアルタイムで知ることが出来なかったカート・コバーンが置かれていた当時の状況を知ることが出来た。著者が描くカート・コバーン像を見る限り遅かれ早かれ不幸な結果になっていただろうと思う。カート・コバーンについては、なんとなくコートニー・ラブが悪かったんだろうと思っていたが、この本を読んで認識を改めた。

  • チルネコ さん

    グランジを世に広め一大ムーヴメントを巻き起こしたカートの壮絶な生き様。壮絶すぎて読んでいるこっちが打ちひしがれる。重圧は人をも殺めてしまうんだな。

  • 小僧武士 さん

    『子供を応援しないすべての親へ。親をしのぐ存在になろうという意志を子供たちに与えてくれてありがとう』ジョンレノンも天才だと信じている自分に教育を受けさせない伯母さんを不満に思っていた。ジョンライドンは貧乏人も金持ちと同じまともな学校に入れろと怒る。しかし恵まれた環境にいたらここまで有名になっていなかっただろう。不満や怒りが独創性を生み出す原動力になるからである。とはいえ恵まれた環境で平凡な人生を送る方が幸福かもしれない。

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