SHM-CD

ピアノ協奏曲第1番 ルプー、ワールト&ロンドン・フィル

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4561
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ラドゥ・ルプー/SHM-CD 10タイトル
「千人に一人のリリシスト」、ラドゥ・ルプーの名盤10タイトルが、高音質SHM-CD仕様で登場。

3:ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ワールト指揮ロンドン・フィルの伴奏によるブラームスのピアノ協奏曲第1番。1974年録音。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15
 ラドゥ・ルプー(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 エド・デ・ワールト(指揮)

 録音時期:1974年11月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

ルプーの繊細な感受性によって、この曲の抒情性と古典的な均整美が磨きあげられ前面に出ている演奏として話題となった一枚。デ・ワールト、ロンドン・フィルも、ルプーの資質を活かした演奏をしている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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私と同年代のルプーはリパッティと同じルー...

投稿日:2010/10/08 (金)

私と同年代のルプーはリパッティと同じルーマニア出身のピアニストでモーツァルト、シューベルトなどを主なレパートリーとして活躍していましたが最近あまり新盤が出ないのは寂しい限りです。彼の録音盛んな折り、1974年(ルプー29歳の頃)にデ・ワールト/LPOバックで録ったブラームスのピアノ協奏曲第1番(タイム@22’57A13’01B13’05)は彼としては珍しい?選曲で録ったもので年齢からしても丁度この曲に合う時期だったのか第1楽章は全体を見渡してかつ印象的な二つの主題を繊細な青春の屈託を交えて波立たせ、続く第2楽章でのピアニズムの滴りそして魅力的な抒情たっぷりのカデンツァの入った終楽章の最後の叩き込み、何れもデ・ワールトの意外とちゃんとした指揮・・・特にティンパニーの各楽章での思索的・効果的扱いも含めてこの協奏交響曲・・・仕様向上とも相まって最高ランク盤に値すると私には聴けました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、ブラー...

投稿日:2010/06/13 (日)

ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、ブラームスの青雲の志を描いた若き日の作品であるが、ピアノパートだけでなく、オーケストラについても分厚く作曲されており、あたかもピアノ伴奏つきの交響曲の様相を呈していると言える。それだけに、過去の名演、例えば、ルービンシュタイン&メータ(イスラエル・フィル)や、ブレンデル&アバド(ベルリン・フィル)は、いずれも重厚でシンフォニックな性格の名演であった。ところが、本盤は、これらの名演と比較すると、かなり性格が異なっていると言わざるを得ない。もちろん、第1楽章の終結部や終楽章など、力強さにおいていささかの不足もないが、全体としては、抒情的で繊細さが支配していると言える。ルプーのピアノはどんなに最強奏の箇所でも、優美さを失うことはなく、特に、第2楽章の美しさは出色のものであり、ブラームスの若き青春の日々の傷つきやすい繊細な心根を表していると言えるのかもしれない。さすがはリリシストであるルプーの面目躍如と言ったところだと思われる。こうしたルプーのピアノに、ワールト&ロンドン・フィルは見事なあわせ方をしており、独墺系の指揮者やオーケストラとは一味もふた味も違った抒情的な演奏を行っていると言える。SHM−CD化によって、わすかではあるが、音質がやや鮮明になった点も高く評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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