ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐たご星 2 ガガガ文庫

壱月龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094511901
ISBN 10 : 4094511903
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,322p

商品説明

双子の高校生イラストレーター、双星登場!!

「金輪際アンタとは仕事しない!」純文学を志すも『かみたまっ』でラノベ作家としてデビューし、ヒットを飛ばすことになった青年・矢文 学(通称・ブンガク)。スケジュールの合間を縫って会うことになった『かみたまっ』のイラストレーター双星は、双子の高校生・星峰海、陸の合同ペンネームだった! 陸に比べプロ意識の高い海は、ブンガクが『かみたまっ』のファンの女子校生とつきあっているという話を聞き、突然の絶縁宣言!! 陸の謝罪を受けたブンガクだが、明日葉にはふたりの関係を怪しまれてしまい――。カタブツとフジョシのラブ第2幕!!

内容詳細

「金輪際アンタとは仕事しない!」純文学を志すも『かみたまっ』でラノベ作家としてデビューし、ヒットを飛ばすことになった青年・矢文学(通称・ブンガク)。スケジュールの合間を縫って会うことになった『かみたまっ』のイラストレーター双星は、双子の高校生・星峰海、陸の合同ペンネームだった!陸に比べプロ意識の高い海は、ブンガクが『かみたまっ』のファンの女子高生とつきあっているという話を聞き、突然の絶縁宣言!!陸の謝罪を受けたブンガクだが、明日葉にはふたりの関係を怪しまれてしまい―。カタブツとフジョシのラブ第2幕。

【著者紹介】
壱月龍一 : 1983年2月19日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KUWAGATA さん

    1巻に引き続き良作。新登場の双子イラストレーターは少々エキセントリックでしたが、ぎりぎりのところでこの物語の地に足着いた感を壊さなかったと思います。ライトノベルという、小説本体だけでは成立し得ないメディアゆえに起こりうる葛藤や混乱といったものが、実にリアリティをもって描かれていました。確かに海の言うとおり、ブンガクはもう少しビジネスパートナーである彼らに敬意を持って接するべきだったでしょう笑 最後、体育座りで斜面を転がる明日葉に萌えた。できれば絵が欲しかったかな〜。

  • タカユキ さん

    双子に寄り過ぎなのが残念。個人的にもっとブンガクくんの作家意識に寄って欲しいんだけど。でも「しちゃった」のは良かったですw

  • Hail2U さん

    これよく刊行したな。海のキャラクター性と行動ってラノベだと相当冒険だったと思う。年頃の女の子らしくワガママで支離滅裂なのはいいとしても、二人を別れさせるために芝居まで打とうとするのはやりすぎ。その前にテンプレシチュというクッションを置いたけど、それでも払拭できない不快感が残った。プロ云々言うには幼すぎる。……とまあこういう意見が生まれて、自分の中では許すor許さないの天秤がいい感じに揺れ動いて読後は悪くない。8/10点 けど、ちょっと調整ミスったら強烈に批判を浴びるだけになりかねなかった。作者の勇気に乾杯

  • 竹花 樒 - Shikimi Takehana さん

    にやにやがとまらない。安心して読めるシリーズになったなぁ。海と陸の双子を巡る、彼女たちの家庭環境(海のしかるべき所が矯正されなかったこと)には思う所があったけど、作家とファンとしての関係に延長線を引いた、《その中で生まれた私情―燻っていた情念―解決策》とうまく完結した後に個人へと還元され、物語の起伏と相まって「のべつまくなし」に語られていたのでよかった。だから、これは”ブンガク”と明日葉へも還元されるんだ。そして少女のファンから絵師への成長譚でもあった。”ブンガク”を巡る桜舞う新しい春の息吹に期待したい。

  • とりじまカラス さん

    一部キャラクターが気になったものの、最後の展開が実に見事な一冊でした。次巻への伏線めいたものもあり、非常に楽しみです。 ライトノベルをテーマにどのような結論を導き出すのか。次巻も楽しみです。

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壱月龍一

1983年2月19日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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