明治国家と雅楽 伝統の近代化/国楽の創成

塚原康子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903426297
ISBN 10 : 4903426297
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
22cm,243,21p

内容詳細

明治国家は、国内では宮廷や軍隊・学校で行われる儀礼を荘厳し、国際的には近代国家・日本を表象する重要アイテムとして、早くから音楽に注目した。そして、その重要な一端を担ったのが、長い伝統をもつ雅楽とその演奏者(楽師)たちであった。旧来の雅楽伝承制度は改革され、楽師たちは西洋音楽を兼修し、近代歌謡をも創出していく。近代国民国家の要請に翻弄されながらも、職業的音楽集団としての矜持をつらぬいた彼らの姿を通して、近代日本音楽の創成期を新たな角度から描き出す。

目次 : 序章 明治国家における雅楽の位相/ 第1章 幕末の宮中行事における雅楽/ 第2章 近代雅楽の創始―明治三年雅楽局設置前後/ 第3章 幕末維新期の雅楽再編/ 第4章 近代日本の皇室葬祭と音楽/ 第5章 明治前期の新しい音楽表現―讃美歌・保育唱歌・唱歌・軍歌/ 第6章 雅楽伶人の新しい音楽活動―明治十一年の式部寮雅楽課/ 第7章 近代日本における雅楽音階と儀礼曲・儀式唱歌/ 第8章 近代雅楽の分岐点―明治三十年の宮内省式部職雅楽部/ 終章 明治後期から大正・昭和期の宮内省式部職楽部

【著者紹介】
塚原康子 : 1957年生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。現在、東京芸術大学音楽学部楽理科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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