CD

交響曲第1番、南国にて ショルティ&ロンドン・フィル

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4535
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザ・オリジナルス
国内盤はルビジウム・カッティング仕様

【収録情報】
・エルガー:交響曲第1番変イ長調作品55
・エルガー:序曲『南国にて(アラッシオ)』作品50
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:サー・ゲオルク・ショルティ

 録音:December 1979 (op.50); February 1972、ロンドン
 96kHz/24-bitリマスタリング

収録曲   

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エルガーの交響曲第1番は、英国の作曲家の...

投稿日:2010/03/15 (月)

エルガーの交響曲第1番は、英国の作曲家の手による交響曲の最高峰である。にもかかわらず、英国出身の指揮者による演奏は頻繁に行われているものの、それ以外の国の指揮者による演奏は驚くほど少ない。作品の質の高さを考えると、実に惜しい気がする。そんな数少ない指揮者の中で、ショルティがエルガーの交響曲第1番と第2番の録音を遺してくれたことは、何と素晴らしいことか。ショルティは、この録音に先立って、エルガーによる自作自演を繰り返し聴いてのぞんだということであるが、この点に照らしても、ショルティが単なる余興ではなく、真摯にこの傑作交響曲に取り組んだことがよくわかる。演奏の性格を大観すると、英国の指揮者による演奏に顕著な哀切漂うイギリスの詩情を全面に打ち出したものではない。むしろ、ドイツの正統派交響曲を指揮する時と同様のアプローチにより、古典的とも言える解釈を示している。それでいて決してこじんまりとまとまっているのではなく、いかにもショルティらしいスケールの雄大さを兼ね備えている。もちろん、ショルティの欠点として巷間指摘されている、ヘビーなアクセントや力づくの強奏などもみられないわけではないが、例えば第3楽章など、歌うべきところは心を込めて歌い抜くなど、決して無機的な演奏には陥っていない。併録の序曲「南国にて」も交響曲第1番に勝るとも劣らない佳演であり、ルビジウム・カッティングによる音質も良好である。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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