CD 輸入盤

ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 フォーグラー(チェロ)、シュタットフェルト

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697575192
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
フォーグラー&シュタットフェルト


「開放弦の魔術師」の異名をとるフォーグラーと、「グールドの再来」といわれるシュタットフェルトが共演した注目盤。

【開放弦の魅力】
 ヤン・フォーグラーは、19歳でドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在はソリストとして世界的に活躍するドイツの名手。
 フォーグラーのアプローチには「開放弦」を多用するという際立った特徴があります。「開放弦」は、指を接しているときとの音色の違いが大きいこともあってか、モダン楽器プレイヤーにはあまり好まれませんが、各弦の音色の違いをむしろ積極的に活用しようとする古楽器奏法では比較的多く用いられています。といってもフォーグラーの演奏が「ピリオド風」なわけではなく、あくまでもモダン楽器奏法のスタイルの中で、開放弦の音色を生かすというものになっているのがポイントです。
 フォーグラーはかなり高度な技術の持ち主ということもあってか、これまでの録音で聴かせてきた演奏はテンポ設定も多彩で、駆け抜けるような快速演奏から、気持ちをたっぷり込めた「歌」を大事にした演奏までその表現の振幅にはきわめて大きなものがありました。
 今回のバッハ・アルバムは、組み合わせのコラールを含め、フォーグラーが大好きな「歌」に満ちた作品ばかりを集めたものなので、素晴らしいチェロの音を味わえるものと思われます。

【グールドの再来】
共演のシュタットフェルトは、バッハ演奏を中心にドイツで大人気の逸材。『ゴルトベルク変奏曲』や『平均律クラヴィア曲集第1巻』、『イタリア協奏曲』『ピアノ協奏曲集』などですでに高い評価を得ており、レパートリーの面からも「グールドの再来」と言われるそのユニークな演奏が、フォーグラーの開放弦とどう響きあうか楽しみなところです。

【ガンバ・ソナタ→チェロ・ソナタ】
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタのオリジナル編成はもちろん、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロによるものですが、「汎楽器的」なバッハの音楽ということもあってか、いろいろな形態で演奏されています。

・ヴィオラ・ダ・ガンバ&チェンバロ
・ヴィオラ・ダ・ガンバ&タンジェント・ピアノ
・チェロ&チェンバロ
・チェロ&ピアノ
・チェロ&アコーディオン
・ピッコロ・チェロ&オルガン
・ヴィオラ&チェンバロ
・ヴィオラ&ピアノ
・ヴァイオリン&チェンバロ
・ホルン&ピアノ
・ピッコロ・チェロ&チェロ、オルガン、フォルテピアノ、チェンバロ
・室内アンサンブル(トリオ・ソナタ)

ちなみにヴィオラ・ダ・ガンバをチェロに、チェンバロをピアノに置き換えて演奏するという「モダン楽器的な」アプローチによる録音はそれほど多くはなく、最近では、2007年のミュラー=ショット&ヒューイットのコンビによるアルバムがありましたが、それ以前では、マイスキー&アルゲリッチ盤や、ローズ&グールド盤、シュタルケル&シェベック盤(2曲)、カザルス&バウムガルトナー盤などが知られていたくらいです。
 今回のフォーグラー&シュタットフェルト盤の出現が、そうしたチェロ&ピアノの演奏伝統を後世につなぐ役割を果たすものになるかどうか大いに気になるところです。

【収録情報】
J.S.バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロ)のためのソナタ集(BWV.1027-1029 全3曲)
・ソナタ第1番ト長調BWV.1027
・ソナタ第2番ニ長調BWV.1028
・ソナタ第3番ト短調BWV.1029

オルガンのためのコラール集より(チェロとピアノ用編曲版)
・『高き天よりわれは来れり』
・『神の御子は来たれり』
・『汝にこそわが喜びあり』
・『かくも喜びに満てるこの日』
・『神のひとり子なる主キリスト』
・『天より天使の軍勢来れり』
・『主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ』
・『イエスはわが喜び』(チェロとピアノ版)
・『イエスはわが喜び』(ピアノ・ソロ版)

 ヤン・フォーグラー(チェロ)
 マルティン・シュタットフェルト(ピアノ)

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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