CD 輸入盤

ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成ボックス(8CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH09068
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

=ギュンター・ヴァント・エディション=
正規初出音源を多数収録!
ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団、ライヴ集成ボックス


アニタ未亡人の全面協力を得て、Profilのギュンター・ヘンスラー氏が推し進めるギュンター・ヴァント・エディション。ミュンヘン・フィルとならんで、巨匠ヴァントが客演を重ねたもうひとつの手兵ベルリン・ドイツ響との最晩年のライヴ演奏の数々がセットで登場します。
 ベルリン・ブランデンブルク放送rbb(当時の自由ベルリン放送SFB)収録の正規マスターよりよみがえる巨匠ヴァント不滅のドキュメントは、正規初出音源も多数含まれる貴重なものであるばかりでなく、かつて非売品CDとしてベルリン・ドイツ響友の会で限定頒布された『グレート』をはじめ、ブルックナー、ベートーヴェン、ブラームスにシューマンと崇高にして超弩級の演奏内容ばかり。一説によれば首席指揮者を務めた北ドイツ放送響以上の結びつきとも謳われ、ヴァントの芸風の真髄、厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれたこれらの演奏からは、本物の手ごたえをあらためて実感されるにちがいありません。録音もきわめて優秀です。
 なお、この商品のブックレットの収録データには一部表記に誤りがあります。レーベルではブックレットの修正を行う予定はないということなので、外箱には情報訂正を記載した簡易ラベルを添付しています。あらかじめご了承の上お求めくださるようお願い致します。(キングインターンショナル)

【収録情報】
Vol.1 [76:51]
・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
 録音時期:1991年10月6日
 録音場所:ベルリン、コンツェルトハウス

Vol.2 (2CD) [64:05]
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759『未完成』
・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
 録音時期:1993年3月20日
 録音場所:ベルリン、コンツェルトハウス

Vol.3 (2CD) [74:19 / 42:26]
・シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
 録音時期:1995年2月19日
 録音場所:ベルリン、コンツェルトハウス

・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
 録音時期:1996年4月9日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
 録音時期:1994年11月20日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

Vol.4 [53:26]
・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『グレート』
 録音時期:1993年6月14日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

Vol.5 (2CD) [63:01 / 69:16]
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
 録音時期:1994年2月15日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
 録音時期:1996年4月9日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
 録音時期:1994年2月15日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』Op.62
・ベートーヴェン:『エグモント』序曲Op.84
 録音時期:1994年11月28日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Adagio - Allegro
  • 02. II. Adagio
  • 03. III. Scherzo: Molto vivace
  • 04. IV. Finale: Adagio - Allegro moderato

ディスク   2

  • 01. I. Allegro moderato
  • 02. II. Andante con moto

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総合評価

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これぞドイツという音色の演奏の録音です。...

投稿日:2021/03/20 (土)

これぞドイツという音色の演奏の録音です。どれも素晴らしいと思います。これはベルリンフィル好きの方とは好みが別れます。

murr さん | 東京都 | 不明

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このボックス、まことにすばらしい出来栄え...

投稿日:2013/08/28 (水)

このボックス、まことにすばらしい出来栄えです。全曲、甲乙のつけがたい、見事としか言いようのない完成度です。ヴァント先生の姿勢は一言でいえば「峻厳」。色気のかけらもない。美の追求なんて初めから考えてない。しかしながら、そうして禁欲的に演奏された曲の何とすばらしいこと!これらの音楽の「深み」をつくづく教えられた気がします。ブルックナーは拡がりを感じさせるよりも、むしろひたむきな祈りのような高揚がすばらしい。シューベルトは歌謡性よりも構造美を感じさせます。ブラームスは節度のある気魄が充分に魅力的。シューマンもよし。そしてヴァント先生はベートーヴェンが本当にすばらしい。引き締まって筋肉質のベートーヴェンがこれほど魅力的に聴こえるなんて、ヴァント先生ならではです。ライヴですがオケは総じて実によくやっています。音色とか技で魅力を発揮したりはしていませんが、むしろヴァント先生の意図をしっかりと汲んで、最上のパフォーマンスを披露しています。すばらしい演奏行為ではないでしょうか。録音も優秀。私は大いに感動した立派なボックスとして、お薦めいたしたく存じます。但し、その「色気のなさ」というか禁欲ぶりに、もの足りなさを感じる方がいらしてもそれはそうかもなあという気はします。超硬派の、男の性(さが)の昇華というべき、ハードボイルド・ボックス。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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バラバラにそろえてしまったので収録曲をす...

投稿日:2013/07/07 (日)

バラバラにそろえてしまったので収録曲をすべて聴いたわけではないが、ベートーヴェンやシューマンが締まっていて意外と良い。いつものヴァント流で大きく芸風が変化したということはないが、特に英雄などはベーム指揮ベルリンフィルを彷彿とさせる。ブルックナーももちろん荘厳で緊張感に満ちた素晴らしい演奏だが、個人的には、やはりベルリンフィルを締め上げた来日公演前後の老境の深淵を聴いた記憶を塗りかえるまでには至らなかった。。音楽の純度の高さを追求すれば、ベルリンフィルに比べてしまうとやはり遜色はあるかもしれないが、ベルリンドイツ交響楽団は決して拙いオケではなく、緊密なアンサンブルの力や管楽器の巧さや音色の明るさという魅力に富み、ベルリンフィルを指揮した時よりもやりたいことをやっているような快感に満ちているようだ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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