SACD 輸入盤

交響曲第2番『復活』 ハイティンク&シカゴ響、パーション、ストーティン

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CSOR901916
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

CSO・RESOUND
超優秀録音 2008年11月最新ライヴ
ハイティンクによるマーラーの『復活』


巨匠ハイティンクが最強の手兵CSOとともに手がけるマーラー・シリーズの最新作に、第2交響曲『復活』が登場します。当コンビによるシリーズはこれまでに3作を数え、2006年10月のハイティンク首席指揮者就任記念コンサートにおける第3番、ちょうど一年後2007年10月の第6番『悲劇的』、そして本作より半年前2008年5月の第1番『巨人』と、順調なペースで進んできていることから全集完成への呼び声も高く、「CSO RESOUND」の目玉となりつつあります。
 ハイティンクはマーラーの『復活』を、1968年にRCOと交響曲全集企画としてセッション録音、1984年にはRCOとライヴ録音しており、さらに1993年1月にベルリン・フィルとセッション録音、また、ベルリン・フィルとはほぼ同時期に映像作品もライヴ収録しています。いっぽうのCSOは『復活』を1976年2月にアバドとセッション録音、1980年5月にはショルティの指揮で全集シリーズとしてセッション録音しています。
 21世紀に入り、ハイティンクにとって15年ぶり、CSOにとってはじつに28年ぶりとなる『復活』は、これまでの流れからもともに盤石の備えで臨んだレコーディングといえますが、ここであらたに華を添えているのが魅力的なソリストたち。古楽でおなじみの清澄な感性をそのままに持ち込んだソプラノ、パーションとともに起用されたのは、ハイティンクのお気に入りでオランダ出身の新進メッツォ、ストーティン。このアルバムに先立って、『復活』の第4楽章に転用された『原光』を含むマーラーの歌曲集を発表しているストーティンは、マーラーにすぐれた適性を示していただけに、同様にここでの歌唱も聴き逃せないところです。
 「かつてないほどスコアに忠実でありながら、ハイティンクによる個々のテンポ設定、リズム、音量、凝集と色彩の選択はほとんど衝撃的とおもわせるものでした。」( シカゴ・サン・タイムズ) と伝えられるように、このたびの模様もまたおおいに期待をつなぐ内容といえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 ミア・パーション(ソプラノ)
 クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)
 シカゴ交響合唱団
 デュアイン・ウルフ(合唱指揮)
 シカゴ交響楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 録音時期:2008年11月20、21、22 & 25日
 録音場所:シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール
 録音方式:DSD(ライヴ)
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
 エンジニア:クリストファー・ウィリス
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【演奏時間データ比較】
=ハイティンクのマーラー「復活」 トラックタイム=
CSO 2008 T.21:11+U.10:09+V.11:08+W.5:06+X.34:33=82:07
RCO 1968 T.20:27+U.10:56+V.11:22+W.5:19+X.34:08=82:12
BPO 1993 T.22:24+U.10:49+V.11:05+W.5:14+X.36:24=85:56
BPO 1993 T.22:59+U.11:10+V.10:55+W.5:07+X.37:04=87:15

=シカゴ響の「復活」トラックタイム比較=
Solti 1980 T.20:36+U.11:14+V.10:22+W.4:51+X.33:49=80:52
Abbado 1976 T.20:47+U.10:03+V.10:33+W.5:08+X.34:31=81:02

【CSO•RESOUNDレーベル】
1891年設立の名門シカゴ交響楽団のライヴ録音専門自主レーベル“CSO・RESOUND(シーエスオー・リザウンド)"。“シカゴ交響楽団はとどろく"という意味のレーベルの名称は、オケそのもの、つまり輝かしい音色で名高いアンサンブルのめざましくパワフルな響きを表しています。

収録曲   

クラシック曲目

  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Symphony No. 2 in C minor ("Resurrection")
    演奏者 :

    指揮者 :
    Haitink, Bernard
    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1888-1894, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 82:7
    • 録音場所 : , Orchestra Hall at Symphony Center [Live]

総合評価

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名録音です。 ダイナミックレンジがひろく...

投稿日:2015/12/21 (月)

名録音です。 ダイナミックレンジがひろく、女声ソロがきちんと聞き取れるレベルにするとフォルテでは大音響となってびっくりします。大音響でもくずれず合唱もオケも透明感が保たれているのは見事です。 「復活」は他にもいくつかCDを持っていますが、これが一番最近手に入れたものでもあり、最も気に入っている盤です。 合唱もオケも大編成であり、大音量は当然でしょう。ライブ時の感動を忠実に再現できる録音技術の進歩に感謝です。SACD盤ですが、私のオーディオ装置はノーマルCDなのでSACDのすごさはわかりませんが、ノーマル再生でも十分です。 これまでアメリカの録音はなんとなく音が硬いような印象を持っていましたが(先入観かも)、この盤はメジャーレーベルではなくシカゴ交響楽団の直営プロデュースによる録音で、エンジニアも違うのでしょう。ダイナミックと自然な響きを両立させている、大変好ましいものです。 ハイティンクのマーラー観は好みが分かれるようですが、淡々としているようでいて真剣な振る舞いは好感がもてるものです。マーラーの音楽自体が説得力の強い作品であり、音楽そのものに語らせる行き方なんだと思う。力が入りすぎるとかえって空回りすることだってある。 この曲では女声ソロが感動の度合いを左右する重要な要素だと思います。メゾソプラノはオランダ出身のストーティン、期待の新人です。 録音の優秀さで、復活では今のところ一番のお気に入りです。

サム さん | 千葉県 | 不明

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大ヴェテラン指揮者とスーパーオーケストラ...

投稿日:2011/06/23 (木)

大ヴェテラン指揮者とスーパーオーケストラの組み合わせ。しかも双方得意のマーラーということで、期待されます。と同時に、ハイティンクのこれまでのマーラー演奏の傾向からすると、多少の懸念もないではない、というところです。聴いてみた感想は、やっぱり後者にやや傾きますかなあ。悠然と構えた姿勢で、焦らず騒がず、落ち着いた演奏です。ただ、やっぱりこの曲、マーラーが楽譜に注ぎ込んだ豊富な感情(恐れ・憧れ、悲しみ・慰め、など)がすっ飛んでいる、ないし初めから問題にされていない、という気がするのですね。悩みを抱えて煩悶する青年に向かって、老哲学者が「それは悩むことじゃないよ」とか「人生にはそんなこともあるさ」とか言って、軽く慰め諭している、そんな趣きです。だから、ここには共感はない。すべてを心得た「大人(たいじん)」ぶった姿勢があるのみで、そこがこの曲にとっては足りないと私には思われます。声楽陣、特に感心せず。オーケストラ、若干安定度に欠けるかも。録音は鮮度がなくいま一つ。トータルとしては、実際には超高水準なのですけれども、やや点が下がるというところです。ま、毎度のぜいたくな要求。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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BPOとのシリーズでは精密機械のような精...

投稿日:2010/09/06 (月)

BPOとのシリーズでは精密機械のような精緻でドライな演奏だった。それはそれで嫌いではないのだが、もっと毒というか、どろどろした部分が垣間見られれば、と不満も拭い去れなかった。 シカゴとの演奏もアウトラインに変わりはないが、情よりも理を優先しながら、音楽からはマーラーの体臭がにじみ出ている。 より美しい、より哲学的にな音楽になったと思う。 激昂するフィナーレが多い中、ゆったりとした足取りで悠然と進む音楽は感動的だった。 

shef さん | 栃木県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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