快楽亭ブラックの毒落語

平岡正明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779114601
ISBN 10 : 4779114608
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
19cm,277p

内容詳細

『志ん生的、文楽的』『大落語』『哲学的落語家』と激しく連打された平岡的落語論。遂に快楽亭の毒落語を徹底解剖。ブラックによる毒落語を、極端観念とシュルレアリスムの手法とで押しまくるマチャアキ的ソロ。

【著者紹介】
平岡正明 : 1941年東京・本郷生まれ。早稲田大学文学部露文科中退。1963年『赤い風船あるいは牝狼の夜』刊行後、猥褻図画頒布容疑で指名手配。1964年『韃靼人宣言』で評論家デビュー。1990年『大歌謡論』で第4回大衆文学賞研究賞、1993年『浪曲的』で斎藤緑雨賞受賞。1992年から1994年まで「ハマ野毛」を編集・刊行。2009年7月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がんぞ さん

    広沢飄右衛門の『英国密航』は演台に英国旗を広げた演技テレビで見た覚えがあるが、「道中尽」は記憶にない。テレビなどつまらん。平岡の書記するブラックの演目はかなり物騒なもので、変態性欲、パロディ、創価学会員も在日も席に居るだろうに「差別しまくることで差別語の価値を低めたい」『朝鮮人の恩返し』など。いずれの演目も平岡によって、深い造詣が籠められていることがわかる。jazzのように。平岡自身の死が近いことを予感するように死を笑い飛ばすネタ多い。本当に円谷英二は「怪獣キャラで忠臣蔵を作りたい」など言ったのだろうか?

  • 姉勤 さん

    いろんな意味でよくそのママ活字にした。な感想。下品、差別、下世話な内容より、すぐ脱線する事に顰蹙。根多にはバカ笑い出来ました。

  • 南註亭 さん

    まづ平岡本としては最大級にタイトルがつまらない。内容はそれなりに平岡節が聞けるのだが、文章が入り乱れていて読むのに疲れます。誤字もめだちます。著者校正をまともにできる心身の状態ではなかったということでしょうか。だったら編集者がしっかりと仕事をすればいいだけのことなのだが、それが……ねぇ……。内容的には3.5、文章は3、本としては1。平岡さんの本でこれほどツライ評価をしなければならないのは悔しいですね。

  • renren さん

    ひとりよがり。

  • halfpint さん

    平岡正明ラスト。

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平岡正明

1941年東京に生まれる。1960年の安保闘争に共産主義者同盟員として参加、61年、犯罪者同盟結成、この機関紙に「犯罪の擁護」などを執筆したのを端緒に著作活動を開始。谷川雁とわたりあったテック闘争や、ミクロネシアのポナペ(ポンペイ)独立運動、横浜・野毛の大道芸イベントなどに積極的にかかわりながら、革

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