CD

24のカプリース 神尾真由子(DVD付限定盤)

パガニーニ(1782-1840)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC40001
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き, 限定盤

商品説明

2007年チャイコフスキー・コンクール覇者、神尾真由子、待望のセカンド・アルバム!
パガニーニ:24のカプリース(DVD付き初回生産限定盤)

2008年6月、SONY BMGマスターワークスからCD世界デビューを果たしたチャイコフスキー国際コンクール(2007年)の覇者、神尾真由子の第2弾アルバムは、その悪魔的風貌と超絶的演奏でヨーロッパ全土を驚嘆の渦に陥れたヴァイオリニスト/作曲家ニコロ・パガニーニの無伴奏ヴァイオリンのための24曲からなるカプリース(奇想曲)集。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集以来の傑作で、ヴァイオリンの完璧な技巧だけでなく深い音楽性も求められるヴィルトゥオーゾ・ピースの最高峰で、真のヴィルトゥオジティを発揮する神尾真由子の神髄が聴ける待望レコーディング。レビン、リッチ、アッカルド、パールマン、ミンツ、五嶋みどりらの過去の名演はすべて20世紀後半に録音されたもので、21世紀の新たな名盤の誕生といえるもの!スピヴァコフ(第13回チャイコフスキー・コンクール審査員長)指揮ロシア・ナショナル・フィルとのコンチェルト&リサイタル・ツアー(6月14日〜7/1日、全国10回)に合わせた、日本先行発売(国際リリースは10月予定)です。初回生産限定盤は有名な第13番と第24番の演奏風景とメイキング映像を収録したDVD付き2枚組!

パガニーニとカプリース(カプリッチョ=奇想曲)集Op.1について
ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして、パルマ、ジェノヴァ、さらにウィーンをはじめとするヨーロッパ各地で活躍、ヴァイオリンのための音楽を数多く作曲したパガニーニ。カプリースOp.1の作曲年代はわからないが、1810年頃には完成していたと考えられています。ヴァイオリンの表現技法がほとんど出し尽くされている魅力的な作品ですが、超難曲として知られています。リスト(パガニーニによる大練習曲集S.141)、シューマン(謝肉祭Op.9第17曲:間奏曲「パガニーニ」、6つの演奏会用練習曲Op.3)、ブラームス(パガニーニの主題による変奏曲Op.35)、ラフマニノフ(パガニーニの主題による狂詩曲Op.43)などがこの曲集にインスパイアされて作品をつくっています。(SONY BMG)

【収録情報】
Disc1/CD
ニコロ・パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリース(奇想曲)Op.1
 第1番ホ長調Op.1-1
 第2番変ロ短調Op.1-2
 第3番ホ短調Op.1-3
 第4番ハ短調Op.1-4
 第5番イ短調Op.1-5
 第6番ト短調Op.1-6
 第7番イ短調Op.1-7
 第8番変ホ長調Op.1-8
 第9番ホ長調Op.1-9
 第10番ト短調Op.1-10
 第11番ハ長調Op.1-11
 第12番変イ長調Op.1-12
 第13番変ロ長調Op.1-13「悪魔の笑い」
 第14番変ホ長調Op.1-14
 第15番ホ短調Op.1-15
 第16番ト短調Op.1-16
 第17番変ホ長調Op.1-17
 第18番ハ長調Op.1-18
 第19番変ホ長調Op.1-19
 第20番ニ長調Op.1-20
 第21番イ長調Op.1-21
 第22番へ長調Op.1-22
 第23番変ホ長調Op.1-23
 第24番イ短調Op.1-24

 神尾真由子(ヴァイオリン)

 録音時期:2009年2月19日〜22日
 録音場所:ニューヨーク、アメリカン・アカデミー&インスティテュート・オブ・アーツ&レターズ
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc2/DVD
・カプリース第13番「悪魔の笑い」&第24番(演奏風景)&メイキング映像
 片面1層/NTSC/カラー/16:9LB/日本語字幕付/リニアPCM/11:22


【神尾真由子プロフィール】
 1986年6月12日、大阪生まれ。国内外の主要オーケストラと共演を重ね、「この才能は、ただただ神から授けられたとしか言いようのないヴァイオリン奏者」、「歌心に満ちた音楽が体の中からあふれ出てくる」と大絶賛されてきました。
 1998年、メニューイン国際ヴァイオリンコンクール・ジュニア部門にて、11歳で最年少入賞を果たします。国内では、1997年3月、わずか10歳の時にシャルル・デュトワ指揮でN響メンバー・オケとの共演で本格的デにビューして以来、ネーメ・ヤルヴィ指揮 日本フィルハーモニー交響楽団(2002年)、アントニ・ヴィット指揮NHK交響楽団(2003年)など国内の主要なオーケストラとの共演やリサイタルにて非常に高い評価を得ました。
 2000年1月には、米国のヤング・コンサート・アーティスツの国際オーディション(54カ国から422人が参加)にて第1位を受賞。2001年、ボストン、ワシントンでリサイタル・デビューし、ワシントンポスト紙に絶賛されました。同年5月にはキース・ロックハート指揮ボストン・ポップスと共演、ウラディミール・スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の日本ツアーにはソリストとして参加、9月には国際音楽祭ヤング・プラハに招待されプラハ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、2003年1月ルーブル美術館でのリサイタルでも大絶賛を浴びました。5月にはニューヨークにおいてセント・ルークス室内管と共演しコンチェルト・デビュー、9月にリサイタル・デビューを果たし、ニューヨーク・タイムズ紙に「正確なテクニックとあたたかいビロードの音色で示す強靭な表現力」と高い評価を受けるなど、確実に国際的キャリアを重ねてきました。
 2004年11月にはBBCフィルハーモニック管弦楽団とイギリス・デビュー公演を行い、その模様はBBCを通じ世界中で放送されました。また同オーケストラの日本公演にソリストとして帯同。2005年1月には世界的権威のあるニューヨークのリンカーン・センターより招待を受けリサイタルを行い、非常に高い評価を得ました。
 2006年シーズンは、東京オペラシティB→Cリサイタル、フランス、アメリカ、ロシアでリサイタル、インバル指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、メータ指揮イスラエル・フィル等オーケストラとの共演、また、サン・モリッツなどのフェスティバルに出演。
 2007/08年シーズンには、バイエルン州立歌劇場管弦楽団や東京交響楽団、NHK交響楽団等との共演、また、NYカーネギー・ホールを始め日本、アメリカ、ヨーロッパでリサイタルを行い、またスイス・ヴェルビエ音楽祭にも招待され、世界を舞台にした目覚しい活躍を果たしました。2008/2009年にシーズンは、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団とのアメリカ&日本ツアー、日本でのコンチェルト&リサイタル・ツアー、ルツェルン音楽祭への出演、ルツェルン・フェスティヴァル・ストリングスとのヨーロッパ&日本ツアー、カーネギー・ホールでのリサイタル、イスラエル・フィルへの客演などが予定されています。
 これまでに京都府知事賞、大阪市「平成10年咲くやこの花賞」、2002年4月に2001年度「アリオン賞ヴァイオリン部門」、2003年 には「第13回出光音楽賞」、文化庁長官賞をそれぞれ受賞しています。また2004年6月、国際ヴァイオリン・コンクールのファイナリスト達が競い合う「モンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズ」にて優勝、同年9月オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクールにおいても満場一致の優勝を飾ります。そして2007年6月、第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝。第10回(2008年度)「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。
 里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎(2002年4月桐朋女子高等学校の初の特待生となる)、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に師事。現在、チューリヒ音楽院にて名匠ザハール・ブロンの下で研鑽中。
 神尾真由子が演奏するヴァイオリンは、サントリー株式会社より貸与されたもので、1727年製作のアントニオ・ストラディヴァリ(あのヨーゼフ・ヨアヒムが所有、使用していたもの!)です。(SONY BMG)

内容詳細

チャイコフスキー国際コンクールの覇者で名を馳せた、神尾真由子の2ndアルバム。ヴァイオリンの高度なテクニックと同時に豊かな音楽性をも要求されるパガニーニのカプリース集で、名演名盤の中にあっても、神尾ならではの世界を聴かせている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

ディスク   2

  • 01. カプリース第13番 & 第24番の演奏風景、インタヴューを含むメイキング映像 Part 1: Caprice No.15(Excerpt)
  • 02. カプリース第13番 & 第24番の演奏風景、インタヴューを含むメイキング映像 Part 2: Caprice No.4(Excerpt)
  • 03. カプリース第13番 & 第24番の演奏風景、インタヴューを含むメイキング映像 Part 3: Caprice No.13(Complete)
  • 04. カプリース第13番 & 第24番の演奏風景、インタヴューを含むメイキング映像 Part 4: Caprice No.24(Complete)
  • 05. カプリース第13番 & 第24番の演奏風景、インタヴューを含むメイキング映像 Part 5: Caprice No.14(Excerpt)

総合評価

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快刀乱麻、ですか。ぴったりですな、懸命に...

投稿日:2013/09/05 (木)

快刀乱麻、ですか。ぴったりですな、懸命に、多様、至難な技と歌、聴かされると、もう、何も言えません。お見事。同じ年のチャイコフスキ―コンクールで優勝した者同士のピアニストと、めでたく結婚、デュオで、コンチェルトで、室内楽でも、幅広く、活躍して欲しい。世代は違うが、同じ、大阪出身のミドリさん、西本智実さんと、いつの日か、バッハの協奏曲、で共演、なんて、夢を見たい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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新進気鋭の演奏家がメディア化するプログラ...

投稿日:2011/05/02 (月)

新進気鋭の演奏家がメディア化するプログラムとしてこの作品を、この時点で選んだ演奏家自身の意図は輸入盤では記されていないし、評されてもいない。コンチェルト、そして無伴奏。何か孤独な感じがする。自身の音楽を他の演奏家と共鳴し合うことによって、自らの音楽の世界を深めていくチャンスをこの演奏家は楽しんでいるのだろうか。コンチェルトも指揮者との対話があって、チャンスと言えるかも知れないが。室内楽など、演奏家同士の豊かな音楽対話の可能性があるだろう。個であることにこだわりすぎて、誰とも交流できないままで終わって欲しくない。この作品も、どこまで深く読み込んでの演奏なのか、聴くほどに掴めない。ヨーロッパにいながら日本での演奏活動ばかりが目立っているようだ。ヨーロッパを拠点にして、メディアに踊らされず、日本的個に引きこもらず、自らを破壊しながら、音楽の深みにもっと飛び込んでいって欲しい。

石の薔薇 さん | 京都府 | 不明

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圧巻。文句無し。ケチをつける人の気が知れ...

投稿日:2010/11/22 (月)

圧巻。文句無し。ケチをつける人の気が知れない。この作品を楽しく聴こうと思うなら、この位テクのある奏者の演奏で聴かなきゃダメだということが良く分かる。何故この作品を貴方がイマイチ楽しめないと感ずるのか、それは大家と呼ばれる演奏家の下手糞な演奏に触れる機会が多いからであろう。精神論を云々する以前に必要なことは音を立ち上げるテクなのだよ。「心のこもった〜」或いは「魂の〜」或いは「感情表現豊かな〜」等々の文句で評される稚拙な演奏をことごとく余裕で粉砕するかの如き安定感抜群の演奏。「もっとスリルを」「聴き手の側に立っているだけなんて我慢できない」という「奏者と共に心中願望」をお持ちの方には当然にこれまた素晴らしいMIDORIの演奏をどうぞ。

たけちゃん さん | 福島県 | 不明

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