ヤナーチェク(1854-1928)

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DVD 輸入盤

『利口な女狐の物語』全曲 エンゲル演出、ラッセル・デイヴィス&パリ・オペラ座、ツァラゴワ、ラジライネン、他(2008 ステレオ)

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
3078388
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ヤナーチェクの傑作『利口な女狐の物語』
パリ、バスティーユ劇場での舞台がDVDで


近年たいへんに人気の高いヤナーチェクの『利口な女狐の物語』、その中でも大きな話題になったパリ・オペラ座のプロダクションがDVDになりました。
 フランス人演出家アンドレ・エンゲルは、舞台をローカル線の小さな駅の近辺に据えています。森番は捕まえた女狐に恋をしてしまい、そこから彼を取り巻く世界が混乱し、村に棲む動物たちは外見を残しつつ擬人化され、動物の世界だか人間の世界だか分からない不思議な世界になります。この独特な感覚と、素敵なセンスの衣装、舞台を彩るフランスらしい鮮やかな色彩が、見事に一体化した見応えのある『女狐』です。
 モデルかと思うほどのロシア美人、ツァラゴワの女狐や、日本でもおなじみのラジライネンの風格ある森番など、歌手も非常に充実しています。特典映像では、舞台裏でのメイクの様子など、貴重な映像を収録。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヤナーチェク:歌劇『利口な女狐の物語』全曲
 エレナ・ツァラゴワ(S 女狐ビストロウシカ)
 ユッカ・ラジライネン(Bs 森番)
 ミシェル・ラグランジュ(S 森番の妻,フクロウ)
 デイヴィッド・キューブラー(T 校長)
 ローラント・ブラハト(Bs 牧師)
 ポール・ゲイ(Bs-Br ハラシタ)
 ハナ・エステル・ミヌティルロ(Ms 雄狐)
 パリ・オペラ座アトリエ・リリク合唱団
 オー=ド=セーヌ聖歌隊
 パリ・オペラ座児童合唱団
 パリ・オペラ座管弦楽団
 デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 演出:アンドレ・エンゲル

 収録時期: 2008年10月23,29日、11月4日
 収録場所:パリ、バスティーユ劇場
 収録方式:ライヴ

特典映像:
・ジェラール・モルティエ、アンドレ・エンゲル、エレナ・ツァラゴワと共に巡るパリ・オペラ座のバックステージ

 収録時間:本編101分、特典20分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、DTS 5.1
 字幕:英独仏
 NTSC
 Region All

総合評価

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ファンタスティックでおしゃれな演出。冒頭...

投稿日:2018/09/08 (土)

ファンタスティックでおしゃれな演出。冒頭の子供による生き物たちの擬人化からして可愛らしくてイマジネーション豊か。主人公役も(小狐の時の子役を含め)すばっしっこくチャーミングな女狐のイメージにぴったり。演出上の読み替えも悪くない。終幕で年老いた森番が女狐を懐かしむ場面。森番がすでに「恍惚の人」となっていて、向日葵のお花畑に分け入るところ、作品のテーマである生の一面である老いを効果的に引き出しているようで秀逸。D. R. デイヴィスは現代音楽の専門家として知られているが、近年ではスタンダードな作品やオペラのリリースも多い。明快であるが尖り過ぎない演奏が好ましい。

123 さん | 京都府 | 不明

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BDのトップページに「PLAY」「BON...

投稿日:2011/06/13 (月)

BDのトップページに「PLAY」「BONUS」「TRAILER」しか ボタンがなく、字幕の選択ができません。どなたか「SUBTITLE」の選択方法をご存知でしたら教えて下さい(20年くらい前に購入したマッケラス盤の対訳を参照しながらという訣にもいかないですし・・・・・)。 粗筋を知っているのでそれなりに楽しめましたが、本当に綺麗な舞台です。 子役たちがみんな可愛いのも良いですね。

skydog さん | 静岡県 | 不明

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パリではお馴染みのエンゲルの演出(聞くと...

投稿日:2009/10/31 (土)

パリではお馴染みのエンゲルの演出(聞くところではシャトレ版?の手直しとの事だが)と、現代音楽振りのイメージの強いラッセル=デイヴィスの組み合わせが正解の《女狐》.舞台を横切る線路の後ろに一面の向日葵畑がいかにも作り物的な装置、動物に擬態しながら非常に人間的な(あるいみナンセンスな)動きをする歌手たち、そしてそれを思わせ振りな身振りなくさらっと纏めてみせる演出は意外に複雑な視線の交錯を生んで見飽きないし、オーケストラも粗はあるものの洗練された色彩感が美しい明晰な演奏を行い、満足感が大きい.何と言ってもちょっとサテュロス風の顔つきのラジライネンが演じる森番、蠱惑的なツァラゴヴァの女狐に男っぷりが板についた(?)ミヌティッロの雄狐、すっかりキャラクターテノールになったデイヴィッド・キューブラーの校長(彼のアルヴァ役が懐かしい)と役者が揃っており、ドン・ケントの的確な映像編集も相俟って、見所の多い映像となっている.そうしたのちに訪れる大団円でふと浮かび上がってくる幻想性は何とも魅力的で(ネタバレになるので具体的には書かないが)、幸福感に満ちた余韻を残した.ハイトナー/ガロッタ(振付)=マッケラス盤も感銘深い名演だったが(こちらはこちらでパリ管の響きが美しい)、それとは楽しみどころが異なるのもいい.マルターラー=カンブルラン版《カーチャ》、シェロー=ブーレーズ版《死者の家から》と近年優れた映像のリリースが続くが、ヤナーチェクの傑作にまたひとつ名盤が加わったことを喜びたい.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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