モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

『コシ・ファン・トゥッテ』全曲 クイケン&ラ・プティット・バンド、イソコスキ、グロープ、他(1992 ステレオ)(3CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL93925
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1992年ライヴ録音。経験豊富な音楽家、クイケンの深みある解釈を反映してか、随所に聴かれるとてもオリジナル楽器演奏とは思えないしっとりした叙情美がまず耳を惹きますが、一方で時代考証演奏特有のヴァイタリティも十分に備わっており、オリエンタル趣味の部分など効果満点。
 これにモニカ・グロープやイソコスキ、ナンシー・アージェンタをはじめとする優れた歌手陣のバランス感覚に秀でた歌唱が加わるのですから言うことがありませんが、重要なのは、コシ・ファン・トゥッテの大きな魅力のひとつが、その凝りに凝ったオーケストレイションであるということを、ここでの歌手達がきちんと理解させてくれる透明で目の詰んだ歌唱をおこなってくれているということでしょう。
 重唱だらけ、つまり声部の多い特殊なこのオペラの魅力が、実はさらに多くの声部によって綿密に組み上げられていることを教えてくれるという、全曲にわたって実に懐の深いアプローチを聴かせてくれる素晴らしい演奏です。
 音質も優れており、深い呼吸を投影した序曲から、その魅力的な質感には思わず聴き惚れてしまうほど。実演特有のテンションの高さを謳いながらも、肝心の音のほうを捉えきれない録音が多い中、この技術水準の高さはまさに驚異的です。
 なお、当アルバムは、ベルギーの古楽の名門レーベル、アクサンからライセンスを得てリリースされているもので、ACC92969と同内容となっています。

【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』全曲
 ソイレ・イソコスキ
 モニカ・グロープ
 ナンシー・アージェンタ
 マルクス・シェーファー
 ヒューブ・クレーサンス
 ペール・フォレスタット
 ラ・プティット・バンド&合唱団
 シギスヴァルト・クイケン(指揮)

 録音:1992年(ライヴ、デジタル)

ユーザーレビュー

総合評価

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オケと歌手陣の一体感が感じられ、ライブと...

投稿日:2016/01/22 (金)

オケと歌手陣の一体感が感じられ、ライブとは思えない素晴らしい最上級のアンサンブルです。最初はただ聞き流していただけですが、いつの間にか音楽にひきつけられ、モーツァルトの快楽にどっぷりはまっていました。録音も全く不満を感じさせません。

ベラボー さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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