優秀男聲: New Man / Who Knows Keith

香港の芸能事務所・英皇（EEG）が送り出す2人の男性新人歌手、アレックス・ウーとキース・ウォンの各デビュー・アルバムがセットになった２枚組。
　アレックスは2007年の新人歌手コンテストに参加し、ベスト４に入った歌唱力を持つシンガー。そのジェントルなルックスはカリウ・フォンを彷彿とさせる。実際に歌の方もカリウに負けず劣らず幅広いジャンルを軽やかに歌いこなす実力の持ち主。今作「The New Man」では、韓国ドラマ「銭の戦争」の主題歌「Simple Life」のカバー「我沒有錢」や軽快なメロディーが印象的な先行リリース曲「個體戸」など様々な表情の歌声を聴かせてくれています。
一方のキースは、アレックスより一足早い2004年の新人歌手コンテストでプロの世界へ。その後2005年に一度曲を発表したものの、さらなる向上を目指して３年間音楽制作を勉強し、ついに今作「Who Knows Keith」でデビューとなりました。キースの強みはソングライティングができること。以前から曲を書きだめており、今作に収録されている「天知道」もキーススの自作曲。そんな２人の注目のデュエット曲「拉鋸戰」（アレックスのアルバムに収録）は聴きもの。録音は２人一緒に行われ、アレックスにとっては生まれて初めてのレコーディングだったというにも関わらず堂々とした仕上がりだ。今後は「北京語アルバムを出したい」というアレックスに、「自作曲を増やして、できればダンスも」というキース。（メ−カー・インフォメーションより）