明治の女子留学生 最初に海を渡った五人の少女 平凡社新書

寺沢龍

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582854497
ISBN 10 : 4582854494
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
18cm,283p

内容詳細

明治初期、わずか6歳でアメリカに渡った津田梅子をはじめ、山川捨松、永井繁子らの少女たちが体験した苦難の外国生活、そして帰国後の波瀾万丈の生涯と、女性として果たしたその偉業を明らかにする。

【著者紹介】
寺沢龍 : 1935年大阪市生まれ。97年、会社勤めを定年退職後、文筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    来月の学会会場が津田塾なので津田梅子さんを予習。明治4年異例なことに十年ものアメリカへの長期留学を果たした5人の女子学生がいた。いずれも旧幕軍家系出身。2人は早期に帰国したものの津田梅子、永井繁子、山川捨松は留学を終えて帰国。梅子は独身を貫き女子の自立のための教育に身を捧げ、繁子は留学中に知り合った日本人と結婚し音楽教員として仕事と家庭を両立。捨松は大山巌陸軍大将と結婚し、政治の中心から梅子を助ける。また親友のアリスは何度も来日して日本の女子教育のために貢献する。四者四様の人生。いずれも素晴らしかった。

  • なにょう さん

    欧米では人民挙げて国を建つるのが知恵にこれあり……欧米では婦女子にも勉学をさせるものであり、従って日本からも年若い女子を選んで欧米に留学させ、後の世に役立てよう。北海道の開拓使長官の黒田清隆は発案し、政府に提案し、これが受け入れられた。5人の女の子たちは明治四年の11月に出国する。そのうち……津田梅子。まずはお国に恩返しすると結婚を諦める。大山巌の妻になった山川捨松。理想的な夫婦。永井繁子。20年間音楽教育に従事しながら7人の子供を生む。ザ・トリオ、10年近くの米国生活を完遂する。

  • おMP夫人 さん

    1871(明治4)年、岩倉使節団の一員としてアメリカへ留学した5人の女性を紹介した本なのですが、その人生は余計な脚色を加えなくとも十分に物語として成立していて、思わず「リアル朝の連続テレビ小説」と呼びたくなるほどのドラマです。上田悌子、吉益亮子、永井(瓜生)繁子、山川(大山)捨松、津田梅子、彼女たちのそれぞれの生涯は長い時間を経た今もなお、私たちに女性としての生き方を示してくれていると思います。小説作品ではないのに、感動する本でした。

  • ネムル さん

    今更と思いつつも、『八重の桜』からの興味で読んだ。史実を列挙していくだけでさして面白みのない本ではあるが、綿密にまとめられているので悪くはない。

  • KIYO さん

    【図書館】古本でも高額の読みたかった一冊です。津田梅子はじめ明治の女子留学生を扱った書籍が少なく、貴重な資料でした。新書のわりに読みやすく大山捨松や瓜生繁子などの最期まで書かれていて満足な一冊でした。

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寺沢龍

1935年大阪市生まれ。97年、会社勤めを定年退職後、文筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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