基本情報
内容詳細
時の権力者に愛され、世の賞賛を浴びたルネッサンス期の芸術文化。伝統を重んじるフィレンツェの匠たちは、その世界最高峰の業を後世に伝えるため、数世紀を経たいまも当時と同じ手作業による工程で芸術品をつくり続け、その作品は世界中の人々に愛されている。伝統工芸にひたむきな愛情を注ぎ、技朽を凝らしたデザインと優美な感性で世界をリードする職人24人の人生観に触れたとき、私たちが忘れてしまいがちな「本当に豊かな人生」を目の当たりにする。
目次 : フィレンツェ紙職人―一枚一枚が創造の世界/ ブロンズ職人―技と根気で人肌を作り出す/ だまし絵職人―大真面目なサービス精神/ 絹手織り職人―フィレンツェの金襴緞子/ 大理石モザイク職人―石で描く風景画/ 帽子木型職人―時代に合わせて変わる職人/ 木彫り職人―木彫品に宿る魂/ 甲胄職人―“動く芸術”の美しさ/ 家具修復職人―家族の絆で結ばれた工房/ 料理人―想像力・創造力が味の秘訣/ 古錠前直し職人―すべての物は人間と心が通い合う/ 香料調合師―喜び溢れる香りを求めて/ 小物ブロンズ職人―極限の最少工房で伝統を守り続ける/ 焼き物職人―フィレンツェ色の表現者/ 銀細工職人―路地裏の銀細工工房/ チェンバロ職人―バロック音楽を守った男/ ワイン醸造師―神に愛された丘からの贈り物/ 鍛冶職人―逞しいマエストロは繊細に鉄を打つ/ 革細工職人―工房“革の学校”/ スカリオーラ職人―貧乏人の大理石細工/ ランプ職人―街を灯す幻想的な光/ 額縁職人―絵画の名脇役/ マジョリカ焼き職人―バンジョーを持った馬上の騎士/ 金細工職人―男が女を愛することから生まれた
【著者紹介】
朽見行雄 : 1934年、北海道に生まれる。日本装飾美術学校講師。1959年、NHKに入局。北見、本部報道局、名古屋、京都、大阪、ラジオ・センターの番組プロデューサーなどの勤務を経て退職。フリーのジャーナリストとしてイタリア各地を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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