新編 山の季節 小学館文庫

田淵行男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094115512
ISBN 10 : 409411551X
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
16cm,205p

内容詳細

山岳写真家であると同時に科学者、詩人でもあった田淵行男(一九〇五〜八九)。北アルプスと安曇野をベースに、山を愛し、粘り強い観察によって、そこに生きる昆虫や花々の生命を慈しんだ作品には今なおファンが多い。長く絶版だった代表的写真集『山の季節』を約三〇年ぶりに写文集として編み直し、最新の印刷技術で復刻する。真のナチュラリスト田淵に師事した写真家・水越武氏の語り下ろし回想録を収載。

目次 : 1 山麓の春/ 2 春の八方尾根/ 3 残雪の山/ 4 夏山のフォルム/ 5 秋の山/ 6 秋から冬へ/ 7 北アルプス初冬

【著者紹介】
田淵行男 : 1905〜98年。鳥取県生まれ。東京高等師範学校(現・筑波大学)卒、博物学専攻。日本を代表する山岳写真家。教師生活の後、45年から北アルプス常念岳山麓(のち安曇野)に住み、山とそこに育まれた自然を撮影した。また、実態が不明だった高山蝶の研究でも知られ、76年、自然保護思想普及功労賞(環境庁長官表彰第一号)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ビブリッサ さん

    山岳写真家、高山蝶研究者、詩人、ナチュラリスト。安曇野を拠点に山を愛した方。元の大型の写真集は古本屋でも出会えたことありません(ノД`。) 写真に関して藤四郎の私でも、田淵先生が山を愛していたことが伝わってきます。(ちっちゃい文庫でもo(T◇T o))写真に添えられた文章の中に、自然を仰ぎ見その後に頭を垂れて自然を敬愛する心根の素直さを感じます。“自然保護し愛する私達サイコー”と声高にSNS等で訴えるよりも、氏の理念「自然から読み取り学ぶ知識がもっとも正しい」を個人各々で静かに熟慮する方が今大事かな。

  • you さん

    構図の勉強のために再読。鬱陶しい位に近景に枝を入れる構図は真似してもうまくいかない。初心者でもわかりやすいボリューム感のある構図は、ガイドブックのお手本になっているみたいだ。大判の元本ではピントが甘いと思っていたが、田淵行夫記念館で現物をみるとシャープだった。レンズの精度ではなく印刷技術の差であることが分かった。

  • OHモリ さん

    ●いつ買ったか思い出せないけどずっと本棚にあった本。一回読んだのか初読みなのかも不明。 ●表紙は五竜みたいですが、〇奥穂高岳・・・パッとしない、いうなれば写真写りの悪い山〇半端と言われる季節自体の備えた山の良さも見逃すことはできない・・・ ●田渕氏の感じた雰囲気や感情を感じることができず共感できないのが残念ですが、 ●標高やその険しさだけにとらわれないお気に入りの山、花や紅葉の時期を外した季節の山、登山対象にならないような雑木林の四季などに愛着を持っていることが感じられて、自分も少し見方が深くなったかも?

  • yamakujira さん

    写真集を、写文集として文庫版に再編したらしい。写真に添えた詩や文章が、おだやかな筆致で心地よい。登山対象の山としてだけでなく、山のすべてを好きなんだな、という気持ちが伝わってくる。 (★★★★☆)

  • you さん

    元本は古書店では高くて買えない。この本も探したが見つからなかった。が、絶版と思っていたのに普通に本屋に置いてあった。ゆっくりじっくり読もうと思っていたが、次のページの写真が待ちきれず一気に読んでしまった。

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人物・団体紹介

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田淵行男

明治38年、鳥取県黒坂村(現日野町)に生れる。昭和3年、東京高等師範学校(現筑波大学)博物科理科第3部卒業。同年から富山県立射水中学校(現県立新湊高等学校)、東京府立女子師範学校(現東京学芸大学)、東京府立第二高等女学校(現都立竹早高等学校)、獨逸学協会中学校(現獨協高校)で教職に就く。昭和16年か

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