好色五人女 マンガ日本の古典 24 中公文庫

牧美也子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122038059
ISBN 10 : 4122038057
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
追加情報
:
16cm,274p

内容詳細

武家の法が庶民にも適用され、自由恋愛が禁じられた江戸時代。五人の女が貫いた打算のない愛の顛末を描く浮世草子の傑作。お夏と清十郎の密通、八百屋お七の付け火など、実話を題材にしながら、さまざまな趣向をこらした西鶴の代表作が、華麗なる筆致で現代に蘇る。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

【著者紹介】
牧美也子 : 神戸生まれ。1957年、単行本『母恋ワルツ』でデビュー。同年より、月刊少女誌「少女」「少女クラブ」「少女ブック」に掲載開始。67年に発売された人形「リカちゃん」は、当時の牧作品『マキの口笛』『りぼんのワルツ』『銀のかげろう』などのキャラクターからデザインされた。週刊少女誌、ジュニア誌を経て、68年頃から一般誌、週刊青年・女性誌へ執筆の場を移し、新聞、小説誌などの連載イラストや装丁も手がける。74年『緋紋の女』により第3回日本漫画家協会賞優秀賞、75年『星座の女』により第10回カナダモントリオール国際コミックコンテスト第1位、89年『源氏物語』により第34回小学館漫画賞を受賞。『恋人岬』は映画化、『熱愛』『悪女聖書』は連続テレビドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 活字の旅遊人 さん

    初読み。基本的に実話なのか? 不倫も命懸けだったというのは、恐ろしくも面白い。五人の女性それぞれの愛があった訳だが、貫く愛が共通項だな。五人の感想は、、、姫路のお夏は悲喜劇。薩摩のお万はハッピーエンド。江戸のお七は哀れだが、なんとなく現代的。大坂のおせんは、女同士の戦いの果て。京のおさんは、そんな裏切りを美談にしちゃうのかよ、と。もっとドロドロしているのかと思っていたがそうでもなく、小学校高学年くらいなら背伸びしてもいいかな、と感じた井原西鶴。マンガとしても、人物の区別もつけやすく、読みやすかった。

  • たまきら さん

    牧美也子さんのゴージャスな絵とともに、様々な決まりごとに縛られる時代だからこそ、熱く燃える恋に身を投じた女性たち…。ひたむきな彼女らの姿がたくましくも悲しいお話です。生き残った者たちのその後がほんの少し登場するさいごが粋。

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。

  • aisu さん

    「好色五人女」は、江戸時代に実際に起こった事件を題材に、西鶴が脚色した浮世草子。後書きによると「好色」は現代と意味が少し違い、一途な真の恋の意味。登場人物は皆一途過ぎて、歯車が狂っていく…。姫路の但馬屋お夏、江戸の八百屋お七、京の大経師屋おさん、大坂の樽屋おせん、薩摩の琉球屋お万の5人。

  • Aby さん

    井原西鶴の筆による,5人の女性の愛.不義密通で死刑なのか…… 作画はレディースコミックの大御所,牧美也子先生.

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

牧美也子

神戸生まれ。1957年(昭和32年)、単行本『母恋ワルツ』でデビュー。67年に発表された人形「リカちゃん」は、当時の牧作品のキャラクターからデザインされた。週刊少女誌、ジュニア誌を経て、68年頃から一般誌、週刊青年・女性誌へ執筆の場を移し、新聞、小説誌などの連載イラストや装丁も手がける。74年『緋紋

プロフィール詳細へ

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品