シューベルト(1797-1828)

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CD

Piano Trio.1, 2: Bylsma, Beths, Immerseel

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR1772
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

意外にも、ディスクでのビルスマとインマゼールの共演はこれが初めて。そこにビルスマ夫人のヴェラ・ベスが加わった。古楽界の第一人者同士が組んだ演奏、悪かろうはずもないが、爽やかな春風が頬を撫でていくようなシューベルトはまさに逸品そのもの。(溪)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調

総合評価

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オリジナル楽器の演奏に対しては、ヴィルト...

投稿日:2015/07/05 (日)

オリジナル楽器の演奏に対しては、ヴィルトゥオジティというと似つかわしくない形容のように感じられるかもしれないが、一番の出だしでまず感じられるのは三つの楽器がハッシとぶつかる素晴らしい緊張感とスケールである。この曲は、昔からカザルス・トリオとか、百万ドルトリオとか、ルービンシュタイン・シェリング・フルニエのトリオとか、名手の名録音があまたあるが、この演奏には、音の良さも手伝って、それらをすら凌ぐ天馬空を行くがごとき趣きがある。音色において素朴さはあるが、感覚的には著しくモダンな印象が前面に立っていると感じるのは私だけだろうか。そのためか、むしろ、よりインティメートな曲想による二番の方では、ブッシュ兄弟とゼルキンとか前記ルービンシュタイン・トリオに比べて、ロマン性においてややくい足らない印象がある。一番は☆六つ(というのはないが)、二番は四つで平均五つにしておきたい。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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インマゼールは私と同年代で中々進取の気に...

投稿日:2009/11/26 (木)

インマゼールは私と同年代で中々進取の気に溢れた演奏家という印象をソニー時代に録音したシューベルト交響曲などから抱いていました。このシューベルト室内楽もシューベルトシリーズでこれらピアノトリオは1996年の収録でタイム的には第1番@14’12A8’17B6’20C8’54、 第2番@11’37A10’05B5’41C13’17と各々なっており比較的やはりテンポから申しますと速い印象はあります。と言っても緩やかな楽章はオリジナル楽器の良さも手伝って中々美しいものです。第1番を例にとりますと第1楽章から先ずその音色に惹き付けられ他の演奏で私が味わった第2楽章での執拗さからも解放され他の楽章もその溌剌な演奏がシューベルトに時として付きまとう一種の長さ感はありませんでした。しかしピアノ・フォルテのインマゼールとチェロ・ピッコロのビルスマの間にベスのヴァイオリンが埋まってしまったと私には思われる部分もありました。それはともかくこのピアノ・トリオに私が抱くシューベルトの執拗さから解放させてくれた素晴らしい演奏かと思います。

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インマゼールは私と同年代で中々進取の気に...

投稿日:2009/11/26 (木)

インマゼールは私と同年代で中々進取の気に溢れた演奏家という印象をソニー時代に録音したシューベルト交響曲などから抱いていました。このシューベルト室内楽もシューベルトシリーズでこれらピアノトリオは1996年の収録でタイム的には第1番@14’12A8’17B6’20C8’54、 第2番@11’37A10’05B5’41C13’17と各々なっており比較的やはりテンポから申しますと速い印象はあります。と言っても緩やかな楽章はオリジナル楽器の良さも手伝って中々美しいものです。第1番を例にとりますと第1楽章から先ずその音色に惹き付けられ他の演奏で私が味わった第2楽章での執拗さからも解放され他の楽章もその溌剌な演奏がシューベルトに時として付きまとう一種の長さ感はありませんでした。しかしピアノ・フォルテのインマゼールとチェロ・ピッコロのビルスマの間にベスのヴァイオリンが埋まってしまったと私には思われる部分もありました。それはともかくこのピアノ・トリオに私が抱くシューベルトの執拗さから解放させてくれた素晴らしい演奏かと思います。

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