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ヴィヴァルディ(1678-1741) ( Antonio Vivaldi )

CD 『ヴィヴァルディスム』(協奏曲集) ラ・ストラヴァガンツァ東京

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  • 発売日 : 2008年12月27日

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商品の詳細

ジャンル : クラシック カタログNo : MF25201
フォーマット : CD レーベル : Molto Fine
発売日 : 2008年12月27日 発売国 : 日本
組み枚数 : 1

『ヴィヴァルディスム』(協奏曲集) ラ・ストラヴァガンツァ東京

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HMV レビュー

『ヴィヴァルディスム』 VIVALDISM
ヴィヴァルディに衝撃の波
ラ・ストラヴァガンツァ東京、鮮烈デビュー

N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第5弾は、ラ・ストラヴァガンツァ東京のデビュー作品、『ヴィヴァルディズム(VIVALDISM)』です。
 ヴィヴァルディ演奏は近年大きな変貌と遂げており、ヨーロッパを中心に斬新ともいえる多彩な響き、多彩な表現法でその個性を競い合うようになってきました。
 アンサンブル名の「ラ・ストラヴァガンツァ東京」は、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『ラ・ストラヴァガンツァ』からとったもので、「奇妙な」とか「風変わりな」という意味をもつイタリア語です。
 「ラ・ストラヴァガンツァ東京」は自らを「ヴィヴァルディびと」とも称し、ヴィヴァルディの生きた17−18世紀を遡ること1000年も昔の、万葉集の時代に生きた「万葉びと」の感性を「自由・愛・花鳥風月」を共通のキーワードとして、演奏に反映しようと試みています。
 ヴィヴァルディには、膨大な数のシンフォニア(弦楽のための協奏曲)、合奏協奏曲があり、『四季』は余りにも有名ですが、演奏されることが稀な傑作が数多ありますが、こうした作品にも積極的に光を当てようとしており、このアルバムにも多数収録しています。
 ヴィヴァルディ、バッハなどのバロック期からモーツァルト、ベートーヴェンにいたる時代の弦楽器奏法の解明はここ数年で飛躍的に進み、弦楽器と弦楽アンサンブルの表現の幅は飛躍的に拡大しました。バロックの語源はポルトガル語の「いびつな真珠」から来ているといわれていますが、「ラ・ストラヴァガンツァ東京」は古楽器奏法も参考にしつつ、世界新しい潮流も見据えて独自の響きを追求、自由に生き生きと湧き上がる、多彩な響きを探求していきます。(ファインNF)

ヴィヴァルディ:
・シンフォニア第15番ハ長調 RV111a
・弦楽のための協奏曲ト短調 RV153
・弦楽のための協奏曲イ長調 RV158
・協奏曲集『調和の霊感』op.3〜第2番ト短調 RV578
・弦楽のための協奏曲ハ短調 RV120
・弦楽のための協奏曲ト短調 RV152
 ラ・ストラヴァガンツァ東京

 録音時期:2007年11月13,14日、2008年2月28日(RV158, RV152)
 録音場所:三鷹市芸術文化センター「風のホール」

【ラ・ストラヴァガンツァ東京】
松野弘明(ヴァイオリン)と黒木岩寿(コントラバス)をリーダーとし、ヴィヴァルディ大好き人間が集まり創設されたチェンバロとリュートを伴った弦楽アンサンブルで、本ディスクと東京文化会館小ホールでの公演(木越洋の音楽博物館2008年11月30日)がデビューとなります。
 アンサンブル名の<ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、ヴィヴァルディの作品4のヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」からとったもので、「奇妙な」とか「風変わりな」という意味をもつイタリア語です。
 ヴィヴァルディには、膨大な数のシンフォニア(弦楽のための協奏曲)、合奏協奏曲があり、「四季」は余りにも有名ですが、演奏されることが稀な傑作が数多くあります。こうしたヴィヴァルディの知られざる作品の演奏にも力を注いでいきます。
 ヴィヴァルディ、バッハなどのバロック期からモーツァルト、ベートーヴェンにいたる時代の弦楽器の奏法の解明はここ数年で飛躍的に進み、弦楽器と弦楽アンサンブルの表現の幅は飛躍的に拡大しました。<ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、いわゆるモダン楽器を使用していますが、古楽器奏法も参考にしつつ、世界新しい潮流も見据えて独自の響きを追求。生き生きと湧き上がる、多彩な響きが持ち味です。
 <ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、自らを<ヴィヴァルディびと>とも称し、ヴィヴァルディの生きた17−8世紀を遡ること1000年も昔の万葉集の時代に生きた、日本人の源流とも言える<万葉びと>の感性を演奏に反映しようと試みています。

<ラ・ストラヴァガンツァ東京>メンバー:
ヴァイオリン:松野弘明、篠原智子、菅谷史、佐橘まどか、城代さやか
ヴィオラ:篠崎友美、大島亮
チェロ:植木昭雄、木越洋
コントラバス:黒木岩寿
リュート:佐藤亜紀子
チェンバロ:大木和音

「万葉びと」と「ヴィヴァルディびと」
万葉集の時代の人々を、故折口信夫が「万葉びと」と呼んでから久しく時が過ぎました。
 万葉集は窮屈な時代であったにもかかわらず、大胆奔放な愛の告白、愛する人との別れ、痛切な死の悲しみなど、現代も変わることのない人間の喜怒哀楽を歌い上げる文学です。その言葉、歌には深い味わいがあり、「万葉びと」の感性は現代においても人々の心にしみ渡ります。
 ヴィヴァルディの作品も万葉集と同じく、当時の人々の喜怒哀楽や、青い空、小鳥のさえずりといった、ありとあらゆる人間の営みや情景を音符に表わしました。
 われわれ<ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、万葉集における「万葉びと」と同じように、ヴィヴァルディにおける「ヴィヴァルディびと」として、その音符からにじみ出てくる味わいを、あますところなく描写する試みも大胆に取り入れています。
 現代の「ヴィヴァルディびと」が、ヴィヴァルディの描いた喜怒哀楽や花鳥風月の世界をみずみずしく奏でます。

当時のヴェネチアはもっと楽園だった
ヴェネチアは、アドリア海のラグーナ(干潟)に人工的につくられた、世界に類のない海上都市、大・中・小の運河が縦横にめぐらされ、車もなければ、自転車もない、まさにこの世の楽園です。今も楽園ですが、ヴィヴァルディ(1678−1741)のころはもっと楽園だった? 仮面をつけ身分を隠した男女が、夜毎踊り明かし、毎日がカーニヴァルのようでした。その結果孤児が激増し、孤児院もたくさんできました。その中のひとつに身寄りのない少女を育てたピエタ養育院があり、ヴィヴァルディはここでヴァイオリンや合奏を指導し、毎週のコンサートのために、おびただしい作品を作り続けました。こうした楽園から生まれたヴィヴァルディの演奏は、近年世界的に大きく変貌してきています。
 <ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、こうした潮流の中にあって、ヴィヴァルディの作品と、日本人の心のふるさとともいえる「万葉びと」との間に共通点を見出し、演奏に投影しようとした意欲作です。

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