シェーンベルク(1874-1951)

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CD 輸入盤

シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番、ベルク:抒情組曲よりラルゴ、他 ペーターゼン四重奏団、シェーファー

シェーンベルク(1874-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PE133
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルク:弦楽四重奏曲集
ペーターゼン四重奏団、シェーファー

ライマン編曲のメンデルスゾーン&シューマン歌曲集でECHO2007の歌曲部門を受賞したクリスティーネ・シェーファーとペーターゼンQの組み合わせによる第2弾のアルバム。 最後におさめられた抒情組曲の終楽章は、第1ヴァイオリンの旋律にボードレールの『悪の華』のから「深淵より我は叫びぬ」の書き込みがあるスコアが発見され、それに基づく演奏です。 近代・現代音楽を得意とするソプラノは数多くあれど、このシェーファーに勝る人はそうはいないのではないでしょうか。硬質な中に不思議な温かみを帯びた彼女の声はまさに混沌とした世界に降り注ぐ一条の月の光のよう。20世紀の音楽に抜群の理解度を示すペーターゼン四重奏団の明晰な解釈には有無を言わせぬ説得力があります。(ナクソス)

・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 Op.10
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のためのラングザマー・ザッツ
・ベルク:抒情組曲よりラルゴ『悲嘆のアレグロ』
 ペーターゼン四重奏団
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ):シェーンベルク

 録音:2007年(デジタル)

収録曲   

クラシック曲目

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  • Arnold Schoenberg (1874 - 1951)
    Quartet for Strings no 2 in F sharp minor, Op. 10
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :
    Petersen String Quartet
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1907-1908, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 30:43
    • 録音場所 : , []
  • Anton von Webern (1883 - 1945)
    Langsamer Satz for String Quartet, M 78
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1905, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 9:5
    • 録音場所 : , []

ユーザーレビュー

総合評価

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ちょいと期待しすぎてしまっただけにややが...

投稿日:2012/06/01 (金)

ちょいと期待しすぎてしまっただけにややがっかりな1枚.普通に考えればメインのシェーンベルク2番、ピーターゼンQはメンデルスゾーンでも弾くかのようにすいすいとこなすのは良いが、音づらだけでなく演奏内容も少し肩の力が抜けすぎて調性内部崩壊のエネルギーは何処へやら(この点ではアルディッティが圧倒的).シェーファーもパリの女狐をキャンセルした時期にあたったが、音域がちょうど彼女の胸声と頭声の境目に落ちるせいか(ちゃんと歌っているのに)「当たらない」感じがところどころしてしまう. そういうわけで、ヴェーベルンの作品番号なし緩徐楽章を経て最後に配された抒情組曲終楽章の「声楽付版」を、シェーファーの凍るような声で聴けるのが一番の愉しみ.尤も声はいずれかの声部を模倣するだけなので、新しい音楽が聴かれるわけではない.この「声楽付版」には既にクロノス盤やプラジャーク盤(未聴)もあったので初録音ではないが、クロノス盤ではアップショウがさっぱり冴えないので当盤の価値は一応ある.どうせなら、シェーンベルクは無くてもいいから抒情組曲を全曲聴きたかったな. マイナーレーベルがこうした通向けな選曲のCDをリリースする場合、ライナーノートをもう少し充実させる努力は必要であろう.シェーファーは七つの初期の歌やアルテンベルク歌曲集をレパートリーとしているし、メッツマッハー&ドイツ響との《ワイン》も素晴らしかったから、マーラー角笛と併せてでも早く録音して欲しい.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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この盤の売りはベルク「抒情組曲」終楽章の声...

投稿日:2009/08/31 (月)

この盤の売りはベルク「抒情組曲」終楽章の声楽入り版が(録音としてはおそらく初めて)聞けることだろう。ボードレールの詩(シュテファン・ゲオルゲ独訳)による声のパートは作曲者が不倫相手のハンナ・フックス・ロベティンに贈った自筆譜に書き込まれていたものだが、聞いていただければ「一聴瞭然」、実際に歌えるようには書かれていない。この版はいわば二人の不倫のプライベートな記念品であり、演奏するとすれば弦楽四重奏で演奏された5つの楽章に声楽入り終楽章を付けるのではなく、この盤のように特別なものとして切り離して演奏するのが「正しい」のだろう。その事実上、演奏不能な楽章をとにもかくにも音楽にしてしまうシェーファーには唖然とするばかり。メインのシェーンベルクでもペーターゼン四重奏団ともども精緻かつ雰囲気豊かな演奏を繰り広げている。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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