SACD

ショパン:チェロとピアノのための作品集、ツェルニー:ロンド・コンセルタント 鈴木秀美、平井千絵

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCD31020
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ショパン:チェロとピアノのための作品集
鈴木秀美&平井千絵

2007年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞したメンデルスゾーンに続いて、鈴木秀美と平井千絵が2010年のショパン記念イヤーに向けて放つチェロとピアノの音楽!
 鈴木秀美がピアノの長年のパートナーだった小島芳子逝去の後、途絶えていたピアノとの録音を再開し、小島の弟子でもある新進気鋭のフォルテピアニスト平井千絵と組んだ前作、メンデルスゾーンのチェロとピアノのための作品全集は2007年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞するなど高い評価を得ました。今作はそれに続く2年ぶりのレコーディングで、2010年に生誕200年の大きな節目となる記念イヤーを迎えるショパンの珍しいチェロとピアノの室内楽作品集。
 このアルバムでは、ピアノ曲以外で極めて少数のチェロとピアノの全室内楽作品と、ベートーヴェンの愛弟子で非凡な才能を示しショパンと同時代に生きたカール・ツェルニーのチェロとピアノ作品を収録。ショパンはピアノに重点が置かれていますが、熱情的で激しい感情を吐露するチェロ・パートが聴きもののソナタをはじめとして、チェロにまで華麗で高度なヴィルトゥオジティが要求される室内楽作品で、ピアノ曲ばかりでほとんど知られていないショパンの知られざる真髄を、時代に相応しいピリオド楽器と演奏語法で表現したこの演奏は、新しいショパン像を打ち立てる記念イヤーに向けて意義深いレコーディングといえます。ライナーノーツ:鈴木秀美、平井千絵。(BMG)

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

フレデリック・ショパン(1810-1849)
・序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3
・ピアノとチェロのためのソナタ ト短調Op.65
フレデリック・ショパン(1810-1849)&アウグスト・フランコーム(1808-1884)
・ピアノとチェロのためのグランド・デュオ・コンセルタント ホ長調KKU b/1〜マイアベーアの「悪魔のロベール」の主題による
カール・ツェルニー(1791-1857)
・ピアノとチェロのためのロンド・コンセルタント ハ長調Op.136*
 鈴木秀美(チェロ)
 使用楽器:G.B.グァダニーニ(1759年、パルマ、イタリア)によるバルト・フィッサー製(1998年、ズトフェン、オランダ)、弓=パジョ(1830年頃、フランス)
 平井千絵(フォルテピアノ)
 使用楽器:プレイエル(1840年、パリ)、*ヨゼフ・ベーム(1822年頃、ウィーン)

 録音:2008年7月1-4日、ファルテルモント、オンデア・デ・リンデン(オランダ)
 DSDレコーディング
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.0ch)

鈴木秀美プロフィール
チェロと故・井上頼豊、安田謙一郎ほか諸氏に、指揮を尾高忠明、秋山和慶の各氏に師事。デン・ハーグ王立音楽院に留学、アンナー・ビルスマに師事。1986年第1回バロック・チェロ国際コンクール(パリ)で第1位。18世紀オーケストラ、ラ・プティット・バンドの国内外で演奏活動を展開する。CD録音も多く、1995年には日本人としては初めての、ピリオド楽器によるバッハの無伴奏チェロ組曲(全曲)を録音し、平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞。ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集などのソロ作品のほか、バロック、古典派の作品も高い評価を得ている。また2006年に発表したメンデルスゾーンのチェロとピアノの作品全集では初期ロマン派の世界で新境地を拓き、2007年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2001年よりオーケストラ・リベラ・クラシカを主宰、指揮者としてもその活動の幅を広げている。現在、東京藝術大学古楽科で後進の指導にもあたっている。2006年サントリー音楽賞を受賞。http://www.hdm-olc.com/hdm/index.html (BMG)

平井千絵プロフィール
フォルテピアノと故・小島芳子に、ピアノを加納優子、松岡貞子、小林京子、林秀光各氏に師事。桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、デン・ハーグ王立音楽院でスタンリー・ホッホランド(小島芳子の師)にフォルテピアノを学び、2002年栄誉付き首席で修士課程を卒業。さらにアムステルダム音楽院でメノ・ファン・デルフトにチェンバロを学ぶ。2001年ブルージュ国際古楽コンクール(ベルギー)第3位。2002年フォルテピアノと管楽器によるアンサンブルHalcyon Ensembleを結成、2003年国際ヤング・アーティスト・プレゼンテーション(古楽アンサンブルのためのコンクール、ベルギー)で優勝など受賞暦も多い。現在デン・ハーグ在住。http://www.chiehirai.com/japanese_top.html (BMG)

内容詳細

メンデルスゾーンも良かったけれど、このショパンも素晴らしい。鈴木秀美のチェロは、もちろんうまくて文句はないが、平井千絵のピアノが素晴らしく美しい。楽器や録音のせいもあろうが、フォルテピアノの特性を血肉と化したかのようだ。文句なしの一枚。★(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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