SACD 輸入盤

交響曲第7番『夜の歌』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LSO0665
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

話題騒然のマーラー・シリーズ第3弾
ゲルギエフ&ロンドン響による『夜の歌』


有無を言わせぬ強引なアプローチで話題騒然のゲルギエフ&LSOによるマーラー・シリーズの第3弾は、前日に行なわれた第5番につづいて連夜の公演となった第7番『夜の歌』。
 マーラーの交響曲のなかでもなぞめいた曲と云われる第7番は、じつはそのぶん個性ゆたかな録音の数々で知られる作品でもあります。筆頭に挙がるクレンペラーの冷徹演奏のほか、それぞれ方向性の異なる2種のライヴがあるテンシュテットが英国発というのも奇遇ですが、偉大な先人に肩を並べるほどゲルギエフ&LSOのライヴもまた十分個性の際立つ内容といってさしつかえないものです。全曲を通じての特徴は、第6番(LSO0661)のケースと同様にかなり速めのテンポを採用していること。不気味な暗さで開始され、主部に入り追い詰められた気配を強めてゆく第1楽章。「地獄の踊り」(インディペンデント紙)と評されたスケルツォは「当夜における全曲の白眉」(ミュージカル・クリティシズム・ドットコム)。これを挟むふたつの夜曲は、快活なテンポで軍楽の要素が強調された第2楽章、やはりかねて思い描くよりも速く、ますます苦々しいパロディの印象を与える第4楽章のどちらも徹底して感傷を排した趣きとなっています。ついに神経症的アプローチのきわめつけは操状態で一気に駆け抜けてゆくフィナーレ。
 『これ(ゲルギエフによるフィナーレのアプローチ)がまったくマーラーが意図するものであったかどうかは、わたしにははっきりと分かりません。けれども、終りまで疲れを知らない輝きに満ちたLSOの木管に力を与えられ、(フィナーレは)過激という以外の何ものでもなかった。』(インディペンデント紙)
 なかには戸惑いをおぼえ拒絶する向きもあるいっぽうで、いったいなにをしでかすのか、先の読めないハラハラドキドキする感覚に中毒症状を起こすファンが続出という事態を迎えている、ゲルギエフ&LSOのマーラー・プロジェクト。いよいよ2008年7月9日と10日には、シリーズ最後の録音にふさわしく名刹セント・ポール大聖堂での『千人の交響曲』ライヴを控えていますが、まだまだこのコンビの行方に目が離せそうにありません。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
 ロンドン交響楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音:2008年3月7日、ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
 エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
 DSD Recording
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.0ch.)

収録曲   

  • 01. I. Langsam
  • 02. II. Nachtmusik l
  • 03. III. Scherzo
  • 04. IV. Nachtmusik ll
  • 05. V. Rondo-Finale

総合評価

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クーベリックやショルティの演奏に慣れた耳...

投稿日:2009/09/17 (木)

クーベリックやショルティの演奏に慣れた耳には、特に第1楽章などあまり快速な感じを受けなかった。終楽章はもっと速くても良いと思った。 ドギツクなく退屈な感じもなく、全体的に良い演奏だと思う。

玄徳 さん | 新潟県 | 不明

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怪作として名高い作品だが私にとっては9番...

投稿日:2009/06/03 (水)

怪作として名高い作品だが私にとっては9番の次に好きな作品だ。この作品の4楽章だけは今までイマイチ理解できなかったが、ゲルギエフの指揮は村井翔氏が述べておられるように”余分な脂肪を落としたために”非常に聴きやすかったし美しさもよくわかった。だが5楽章ではもっとどぎつく暴れてほしかった。それがもっともふさわしい楽章なのだから。

秋本潤一郎 さん | 東京都 | 不明

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7番ではおそらく史上最速の演奏ではないだ...

投稿日:2009/01/28 (水)

7番ではおそらく史上最速の演奏ではないだろうか?快速テンポで突進するが第3楽章は秀逸。フィナーレも豪華絢爛で聞いていて楽しいが、終結部で急にオケが鳴らなくなったのはさすがのLSOも疲れたのかな?

ブゥブゥ さん | 和歌山 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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