白鍵と黒鍵の間に ピアニスト・エレジー銀座編

南博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093877893
ISBN 10 : 4093877890
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,286p

商品説明

ジャズ・ピアニストが綴る、バブル期の銀座を舞台とした自伝的エッセイ。

内容詳細

ピアニストが綴る笑いと涙の自伝的エッセイ

80年代半ば、ジャズ・ピアニストを目指す南青年は、小岩のキャバレーを皮切りに"バンドマン"生活を始めた。銀座の高級クラブ2軒を掛け持ちすることになった主人公は、夜の銀座の濃密な人間関係の渦に巻き込まれる。怖い"バンマス"をはじめとする、海千山千のバンドマンたち、ママやホステスたちとの交流、怪しげなバブル紳士たちや"ある組織"の親分、幹部たちとの付き合い・・・。そしてある日、主人公はアメリカへのジャズ留学を決意する。生き生きとした文章で綴る、涙と笑いの青春記。

【著者紹介】
南博 : ジャズ・ピアニスト。1960年5月15日東京生まれ。東京音楽大学、バークリー音楽大学卒業。南博トリオ、Go There!を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tom さん

    読友さんのコメントで借りて来る。時はバブル。ガキの頃からピアノを弾き、音高に進学。ベートーヴェンなんぞを弾いていたのに、ひょんなことからジャズに魅入られる。音楽教師からアホにされる。音高を落ちこぼれ、大学もまた同じ。ジャズをやりながらバイトで食いつなぎ、銀座の高級バーに誘われた。月額40万円を稼ぐ。でも満たされない。誰も聞かないピアノ弾きは辛い。そうしてバークレイ音楽院に脱出。楽しんで読む。そして登録する段で再読本と知る。続巻も読んでいた。10年前の読書とはいえ、これはかなりひどい(笑)。銀座の夜の物語。

  • 北風 さん

    ジャズの小説を探していたのだが、とりまエッセイで。しかし、これは面白かった。ちょっとヤクザが入ってるのは、夜の銀座が舞台だったからか。それに染まるまいとしていながら、いざとなると裏の顔が出てしまうという。音楽青年の立身出世という話の流れだったので、どうなることかと思ったが、そこは意志が強かったのだろう。音楽をやりたい気持ちが強くてよかった。自分では才能がないと思っているようだけれど、周囲の大人たちは彼の才能を見抜いていたんじゃないのかな? 無事に留学したが、果たして本当に音楽に身を捧げられたのだろーか?

  • ながのゆうこ さん

    社会心理の先生はピアノも弾くのかと思って手に取りましたが同姓同名、人違いでした。クラシック一筋だった作者がジャズに目覚めジャズピアニストになるため、キャバレーやクラブや新宿のピットインで修行を積む日々が描かれていてバブル華やかなりし頃の銀座がでてきます。表現者として共通するものがあるのでしょうか、エッセイもとてもお上手で楽しく読めました。

  • tom さん

    この本は、とてもよろしい本です。音高の卒業試験ででワルトシュタインを弾いて失敗した少年がジャズに向かってひた走る。その彼が、途中下車して銀座のピアノ弾きになってしまった。そして、さんざん苦労しながら金を蓄えて、アメリカに旅立つという話。ほんとうは大変だったのだろうけれど、そんな苦労を感じさせない語り口。今の時代にクラシックをやってるお兄さんお姉さんたち(ちょっとだけ、付き合いがあるのです)も同じ苦労をしてると思うのだけど、彼らも、この本を読めば励まされるかもしれない。南さんのジャズ、聞いてみたい。

  • rey さん

    ジャズピアニスト 南博氏の若い頃を綴った本。バブルの頃の銀座やバンドマンの生活が垣間見れて面白い。収入は抜群だけど、このままだと夢から遠のいてしまう。その葛藤からの再チャレンジ。デモテープ作成に仲間が協力してくれる話がよかった。著者が衝撃を受けたというキース・ジャレットをかけながら読了。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド