SACD

無伴奏チェロ組曲全曲 寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ32
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

バッハが描いた「無伴奏チェロ組曲」はこんな響きだった!
必聴! ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる演奏
世界初発売! 寺神戸が紡ぎだす新しいチェロ組曲の世界

チェロ奏者たちの旧約聖書ともいえるJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲ですが「楽器を両足ではさみ演奏する現在のチェロのために作曲されたのだろうか?」という疑問は今も解明されていません。なぜなら、当時のチェロで演奏するにはあまりにも高いテクニックを使わないと演奏不可能だからです。
 では、そんな楽器が、その時代にあったのでしょうか?
 その答えが、肩(イタリア語で「スパッラ」)から吊るし、ギターのように構えて演奏する 小型のチェロ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)。
 2006年、その楽器を入手し、演奏した寺神戸は「これはヴァイオリニストとしての僕の夢をかなえてくれる楽器だ」と感じ、以来、この楽器を用いた演奏会を各地で開き、今回の録音に備えてきました。
 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを録音し、さらに無伴奏チェロ組曲に挑む寺神戸に、この2作品の違いを尋ねるとこんな答えが返ってきました。
 「無伴奏ヴァイオリンは非常に構成的だが、無伴奏チェロはファンタジーに溢れた世界です。両者を奏き比べるとそれがよく解ります」
 彼の師匠シギスヴァルト・クイケンも既に同曲を録音しているとされています。
 2008年、寺神戸のスパッラ演奏は6月のバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会で、また9月には福岡で、そして12月は東京で「無伴奏チェロ組曲」の全曲演奏会が予定されています。(コロムビア)

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
・第1番ト長調 BWV.1007
・第2番ニ短調 BWV.1008
・第3番ハ長調 BWV.1009
・第4番変ホ長調 BWV.1010
・第5番ハ短調 BWV.1011
・第6番ニ長調 BWV.1012

 寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
 録音:2008年2月、Hakujyuホール
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.0)

内容詳細

最近復刻されたヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる演奏。ヴィオラのような指使いで弾くが、現代のチェロよりも小振りの楽器。音色がまろやかで、フレージングは柔軟。とくにジーグなどでの躍動感ある音楽には新鮮な勢いがある。チェロ・ファンなら必聴。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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うーむ、カザルス以来チェロの最高峰、心の...

投稿日:2013/04/26 (金)

うーむ、カザルス以来チェロの最高峰、心の内面に訴えて来るバッハの音楽が、実は、今使用されている楽器を、元にして書かれていたのではないのではないか、という研究、資料に鑑み、ヴィオラ・ダ・ガンバでもなく、肩掛けのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラと言う楽器で演奏された日本の古楽ヴァイオリン名手、寺神戸さんによるチェロ無伴奏。演奏は、チェロに近く違和感なく、やはり深い、バッハの世界、楽器としての重みは、やはり少ない。しかし、クラシックの世界、楽譜が結構改ざんされた物が、堂々と普通に演奏される詐欺みたいな処が、時折ある。古楽は時も経ているだけに、何が、当時そのものか知るのは、特に難しい。演奏する側の意思、探究心、聴く側に響いてくる音楽が全てなのだが、振り回され、当惑させられるのも事実。既成概念崩される事、多いけれど、業界含めて、これが、これからの音楽の進む道。温故知新、何百年経っても、心を撃ち、魅了し、聴きたいと思う、技術的にも、音楽の精神、感動を生む、研鑽された音楽が、第一。過去の演奏は、何だったのか、とも、思う。でも、演奏形態がどうあれ、いいと思う人が居る限り、消えはしない。先駆者として、挑戦した寺神戸さんには、称賛を、送りたい。まごう事なき素晴らしきバッハです。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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 はずれなし!寺神戸亮さんのCD は、バッ...

投稿日:2009/05/31 (日)

 はずれなし!寺神戸亮さんのCD は、バッハ、モーツァルトなど多数の演奏ありますが、その中でもこの無伴奏チェ組曲は、音色も新鮮・高音質で聴く回数が多くなりそうです。モーツァルトのバイオリンソナタも楽しみです。  

しいたけ さん | 岐阜県 | 不明

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 淘汰された楽器を復元するのは学術上の価...

投稿日:2009/05/31 (日)

 淘汰された楽器を復元するのは学術上の価値は有るでしょう。然し「音楽」としては畢竟物珍しさの域を出る物では無い様に思います。楽器が短い分チェロと同じ音域を確保しようとすれば弦を太くせざるを得ず、共鳴胴の容積を見合ったものにすれば、...怪物に成る事でしょう。ピアノの低音の濁りを避ける為に弦を単一の鋼線にすれば、舞台の端から端に至る化物ピアノが出現する様に。

四郎右衛門 さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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