ピツェッティ(1880-1968)

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DVD 輸入盤

『大聖堂の殺人』全曲 ドノフリオ演出、モランディ&バーリ県立響、ライモンディ

ピツェッティ(1880-1968)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0743253
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピツェッティ:歌劇『大聖堂の殺人』全曲

『大聖堂の殺人』は、近代イタリア音楽界で重要な役回りを担ったピツェッティ[1880-1968]が遺した13のオペラの内のひとつ。T.S.エリオット[1888-1965]が1935年のカンタベリー祝祭のために書き下ろした現代詩戯曲に基づき、ヘンリー2世の騎士たちによるトマス・ベケット殺害が描かれています。亡命先のフランスから英国に戻ってきたベケットの前に4人の誘惑者が次々と現われ、彼の運命を選ばせようとします。そして最後に選んだ運命の通り、4人の暗殺者たちによって殺害されてしまうというこの物語に、ピツェッティは、ルネサンスやドビュッシー、さらにはオネゲルやヒンデミットといったヨーロッパ同時代作曲家たちの作風をミックスさせたような音楽を書きました。また、パルランド様式(語るようなスタイル)を採用しています。このオペラは1958年にスカラ座で初演。録音はその年に作曲者自身が指揮したものがあるほか、カラヤンが1960年にハンス・ホッターを起用しておこなった公演のライヴも以前に出ていました。しかしながら、映像化されたのは今回が初めてであり、ピツェッティやイタリア近代のオペラを知る上できわめて貴重な映像資料の登場と言えるでしょう。
 主役の大主教ベケットをルッジェーロ・ライモンディが演じているのはきわめて重要。何故ならライモンディは、この作品を2000年から定期的に上演してきているので、彼以上に作品を知り尽くした最適なキャストはあり得ないからです。また、バーリの聖ニコラオス大聖堂で上演された公演を収めた映像の美しさも特筆もの。イタリアの歴史的建造物に関心のある方にもお薦め。(ユニバーサルIMS)

・ピツェッティ:歌劇『大聖堂の殺人』全曲
 ルッジェーロ・ライモンディ(大主教トマス・ベケット)
 パオレッタ・マッロク(第1合唱ソリスト)
 ソニア・ザラメッラ(第2合唱ソリスト)
 ルカ・カザリン(伝令)
 サヴェリオ・フィオーレ、フィリッポ・ベットスキ(司祭)
 エリア・ファビアン(司祭)
 サルヴァトーレ・コルデッラ、マッシミリアーノ・ヴァレッジ(騎士)
 アントニオ・デ・ゴッビ、イシュトヴァン・コヴァーチ(騎士)
 マッシモ・ポルヴェラリ(英国王)
 ファブリツィオ・バルトルッチ(若き大主教)
 バーリ県立交響楽団
 ピエルジョルジョ・モランディ(指揮)
 演出:ダニエーレ・ドノフリオ
 映像監督:ティツィアーノ・マンキーニ
 収録:2007年、聖ニコラオス大聖堂(バーリのニコラ)イタリア(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Pizzetti: Assassinio Nella Cattedrale

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映像がとても良いです。ライモンディはソフ...

投稿日:2009/10/20 (火)

映像がとても良いです。ライモンディはソフトで深く染み入るような声で、運命に身を委ねるトマス・ベケットを好演していて素晴らしいです。日本語字幕はありませんが、十分楽しめました。

ねこまんま さん | 東京都 | 不明

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