クリスティアーネ マルティーニ

人物・団体ページへ

猫探偵カルーソー 扶桑社ミステリー

クリスティアーネ マルティーニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594055530
ISBN 10 : 4594055532
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,213p

内容詳細

ヴェネツィアに生きる猫たちはいきり立っていた。海に囲まれたこの愛する街で、またぞろ殺人事件が起きたのだ。カリスマ的ボス猫のカルーソーは、自らの手で事件を解決すべく、愛しき雌猫カミッラや仲間たちとともに、路地から路地へ、運河から運河へと探索を始める。やがて事件の背後に浮かび上がる、作曲家ヴィヴァルディの遺した秘宝の謎―。個性豊かな猫たちの華麗なる大冒険のゆくえとは?全ての猫好きとヴェネツィアを愛する人々に捧げる、珠玉の猫ミステリー。

【著者紹介】
クリスティアーネ マルティーニ : 1967年、フランクフルト生まれ。ブロックフレーテの演奏家、古楽器アンサンブルの指揮者、作曲家として活躍するかたわら、児童書の執筆や教則本の編纂にもあたっている。『猫探偵カルーソー』が初のミステリーで、すでに続編が2冊出版されている。現在は、夫と二人の子どもとともに、フランクフルト近郊のドライアイヒに在住

小津薫 : 同志社女子大学英米文学科卒、ミュンヘン大学美術史学科中退。英米・独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さつき さん

    ヴェネツィアを舞台に猫達が殺人事件を追うドタバタ劇。威厳あるボス猫や、パッとしない見た目ながら賢い雌猫、いつも一緒の黒猫兄弟などなど個性豊かな猫達が沢山登場します。美人猫や美味しい食事などの誘惑に負けて、すぐ捜査を忘れちゃうのは猫らしいご愛嬌。可愛らしい作品でした。

  • けろりん さん

    【にゃんこまつり2022】藍色に暮れなずむ不穏な空を背景にした、王者の貫禄をまとう立派なトラネコの姿に惹かれ、手に取った一冊。歴史と美と音楽が運河に揺蕩う水の都ヴェネチアに生きる、誇り高き野良猫カルーソーは、猫軍団のリーダー。素敵な宵に起きた殺人事件は、人間どもの不始末なれど、猫社会にも治安の悪化は無関係ではない。縄張りを越え、他地域の猫軍団と連携を取り、時に人間にヒントを与え、美しい街を乱す犯罪に鉄槌を下す、痛快なエンタメ・ミステリー。個性際立つ猫たちと、美しいヴェネチアの場景描写が楽しく、一気に読了。

  • ネコベス さん

    ヴェネツィアの野良猫社会で読み書きが出来て尊敬を集めるボス猫カルーソー。運河で男の死体を発見し、治安の悪化から観光客が減り、ひいては猫たちに対するおこぼれも激減する事を懸念したカルーソーは仲間の猫たちと力を合わせて事件の解決に乗り出す。ミステリとしては安直な展開で何ということはない話。個性溢れる猫たちのキャラクターを楽しむ作品。気まぐれで頻繁に集中力が途切れ任務を忘れてママの追憶に耽る片目のトラ猫ウーノが微笑ましい。巻末の杉江松恋氏による猫関連のミステリ紹介が膨大で実に詳しい。

  • あまね さん

    ヴェネツィアを舞台にした猫ミステリ。犬のホームズのように擬人化された猫が探偵をするのかと思ったら違った(笑) でも、主人公のカルーソーは文字が読めるし、統率力や推理力に優れた頼もしいリーダー。外見にとらわれず、賢くて勇敢なカミッラを恋人に選ぶ所もナイス。たくさんの個性的な猫たちが、ヴェネツィア中を所せましと走り回って、事件を解決に導いていく。猫らしく目先のことに気をとられて、方々に脱線するのもご愛嬌。キャラクターが多くて、時々混乱してしまったので、アニメとかでやると、賑やかでいいかも。

  • マーシャ さん

    物語の舞台はヴェネツィア。ゴンドラに横たわる死体を見つけた猫たちのボス、カルーソーは、観光の街の風評被害から猫が被りうる損害を未然に防ごうと、犯人探しに乗り出す。事件の真相解明はヴィヴァルディの時代までさかのぼることに。そもそも、この作曲家が元聖職者だと知らなかったので、導入部では「?」だったw。ニャンコたちは捜査中、あちこちに脱線してしまいヤキモキしてしまったが、考えてみると、これこそ猫の愛すべき習性なのであったw。女性の外見より聡明さを重視するカルーソーに拍手。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

クリスティアーネ マルティーニ

1967年、フランクフルト生まれ。ブロックフレーテの演奏家、古楽器アンサンブルの指揮者、作曲家として活躍するかたわら、児童書の執筆や教則本の編纂にもあたっている。『猫探偵カルーソー』が初のミステリーで、すでに続編が2冊出版されている。現在は、夫と二人の子どもとともに、フランクフルト近郊のドライアイヒ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品