CD

ピアノ作品集 プルーデルマッハー(p)(2CD)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TRM143
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

プルーデルマッハー/ラヴェル:ピアノのための作品集(2CD)

生前のラヴェルと関わりの深かったジャック・フェヴリエに師事、引き継いだ“秘伝”を惜しみなく盛り込んだというプルーデルマッハー入魂の作品集、2枚組で堂々登場!
新たな境地で21世紀に伝えられる伝統の高雅さ――ピアノ版『ラ・ヴァルス』にも御注目!

2005年のドビュッシー作品集から2年――フランス最大のピアニストのひとりジョルジュ・プルーデルマッハー(プリュデルマシェール)が、ついにラヴェル作品集をリリース! ドビュッシー作品集と前後して2003年のランス夏季音楽祭でライヴ録音されたというこの「ほぼ全集」、注目はあの管弦楽の名作『ラ・ヴァルス』をラヴェル自身がピアノに編曲したヴァージョンも収録しているところでしょう。濃密かつ繊細な和声推移をみせるあの傑作を、管弦楽的なゴージャスさを失わぬままピアノ特有の響きで再現する手腕には脱帽です!
 ちなみにこの2枚組、各CDがそれぞれ師匠のひとりジャック・フェヴリエと、20世紀を代表する舞踏家のひとりジョルジュ・バランシンに捧げられています(『ラ・ヴァルス』や『高雅にして感傷的なワルツ』の演奏はもちろん「バランシンに」のほうに収録)。そう、フェヴリエ――周到なファンならご存知のとおり、ラヴェル本人ともつきあいのあった名ピアニストこそがプルーデルマッハーの師匠なわけで(彼は他にもピュイグ=ロジェやジュヌヴィエーヴ・ジョワなどに師事しています)、彼特有の明晰なタッチのなかにも、フェヴリエから伝えられたというラヴェル自身の演奏秘儀が込められている、とのこと。玄妙そのものの『亡き王女のためのパヴァーヌ』、絶妙のコントロールで跳ね回るスカルボ、ほんとうに鐘や蛾をまのあたりにするような『鏡』、そしてまさに巨匠然としたソナチネ・・・フランスの伝統を新世紀に息づかせた、どこをとっても聴き所だらけの大推薦盤です!(マーキュリー)

ラヴェル:
・古風なメヌエット
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・鏡
・ソナチネ
・夜のガスパール
・ハイドンの名によるメヌエット
・高雅にして感傷的なワルツ
・シャブリエに倣って
・ボロディンに倣って
・プレリュード
・クープランの墓
・ラ・ヴァルス(作曲者によるピアノ独奏版)
 ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ/ステファン・パウリェーロ製作)

ユーザーレビュー

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ピアニスト嫌いも肯定せざるを得ないピアノ...

投稿日:2017/06/24 (土)

ピアニスト嫌いも肯定せざるを得ないピアノの解体新書 本当に知らないということは恐ろしい 古希を過ぎたピアニストプルュデルマシェをこの世界に疎いからといって今日まで知らなかったわたしも否定しながらコマーシャリズムの喧伝に毒されていたということだ 優れた演奏家が世上にたくさん埋もれていると知りながら不覚だった 功成り名遂げたフランス人ピアニストの印象派曲コンサートに行って落胆した記憶がある いつかどこかで聞いた言葉を繰言のように垂れる創造性を失った演奏に心が凍りついた わたしは大道芸を見に来たのではない 音楽の命が花開く瞬間を見んとしてはるばる駆けつけたのだ 淀んだ池の水を覗きに来たのではない 無限に湧き出す静水を飲みに来たのだ 音楽を聴く いや 音楽をやるということ それは生きていることを実感する時なのだ 特別なピアノを使っているとかいないとか それは知らない この美しい楽音の前で瞠目しない生き物はいない 楽曲解釈の正否も知らない ただこの二つのライヴの最後の二曲とアンコールを聴くだけでもプルュデルマシュが一級の芸術家であることは明白だ それにしても”夜のガスパール”と ”ラ・ヴァルス ”はすごい これまでにない高い声で推奨したい 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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最近、ティボーデ ロルティ コラール と...

投稿日:2011/10/30 (日)

最近、ティボーデ ロルティ コラール と聴いてみたが、音の魅力という点ではプリュデルマルシェが一番。技巧が鮮やかな上にクリアーなタッチには品位の高い色艶がある。こう書くと良いことずくめのようだが、音楽性には疑問符が付く。表現には常時工夫がみられるのだが、個々の曲のその曲らしさという点で、ピントがずれている感じを受ける。音楽を把握する直観力に欠けているのだろう。とはいえ音の魅力で結構繰り返し聴きたくなるので不思議な演奏といえる。

M さん | 愛知県 | 不明

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このラヴェルは数々のレコーディングの頂点...

投稿日:2009/09/19 (土)

このラヴェルは数々のレコーディングの頂点の一つです。ギーゼキングの透徹した美しさに温かみが加わった、という言いうべきだろう。 技巧的にも全く危なげないし、音色の変化が隠された旋律線に光を当てる。またその旋律線になんと見事なフレージングが施されていることか!? 21世紀のトップランナーがここに。

かめ さん | 東京都 | 不明

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