さすらいのドッグトレーナー Vol.4〜問題犬スペシャリスト/あなたのダメ犬しつけます〜

Episode 14
今回、登場するのはシェパードとラブラドールの雑種のジェイクと、大きなロットワイラーのキング。
■ボブとリンダのワイディ夫妻は、動物保護センターで偶然出会ったジェイクに一目ぼれ。しかしジェイクはリードを付けて散歩をすると、途端に攻撃的になって他の犬に向かって行ってしまう。シーザーは、ボブとリンダで、ジェイクへの接し方が大きく異なっていることに着目し、リンダの散歩の仕方を一から洗い直してゆく。
■ハリウッドで子役として活躍するシャンテルにとって、誕生日にもらったロットワイラーのキングはお兄ちゃんがわり。しかしシャンテルの倍以上の体重を持つキングに、いうことを聞かせるのは容易ではない。シーザーはシャンテルが毅然としたリーダーとなるために、彼女の演技力を利用することを思いつく。

Episode 15
今回、登場するのは、やせっぽちのヨークシャー・テリア、スクローニーと、高飛車なお嬢様ダルメシアンのローラ。
■ターニャとアレンのカップルは、9匹ものヨークシャーテリアを育てているが、その中の一匹、スクローニーはアレンにべったり。しかし彼以外の人にはだれでも、ターニャにさえも吠えかかる。問題の原因を探るシーザーは、アレンがスクローニーに特別に愛情を注ぐ背景には、彼自身の悲しい親子関係があることを知る。
■リズは、「犬を子供のように思う人なんて信じられない！」と思っていたのに、今はダルメシアンのローラにメロメロ。でも散歩の時はローラに引きずられっ放し。シーザーは、リーダーシップを取り戻すため、常にローラの方からリズに歩み寄らせることを教え、さらに、運動がたくさん必要なダルメシアンのためにウォーキングマシンの使用を提案する。

Episode 16
今回、登場するのはボーダー・コリーの雑種のアリスと、ビーグルの雑種のジェイ。
■カレンは宿無しの犬を見過ごせない性格。家には保護した三匹の犬、ケイティ、スタンリー、アリスが暮らしている。しかしアリスは攻撃的で、外では他の犬に吠えかかり、家でもリーダー格のケイティと争っている。しかし、問題はアリスだけにあるのではないと考えたシーザーは、カレンと夫がケイティを特別にひいきにしている点を指摘する。
■ジャネットは飼っているジェイが郵便配達員に噛みついたために、郵便の配達を停められ、住宅保険を解約され、さらには訴訟を起こされるなど、散々な目にあっている。シーザーは、ジェイをリラックスさせるマッサージを教え、ジェイが必ず落ち着いてから散歩に行くことを指導する。仕上げは、郵便配達員に扮したシーザーがジェイを散歩に連れて行く。

Episode 17
今回、登場するのはミニチュア・ピンシャーのケイパーと、ピットブルとダルメシアンの雑種のジュリアス。
■ダニエラとチャドの愛犬ケイパーはいつも落ち着きがなく、特にボールを見ると追いかけて放さない執着心の持ち主。シーザーは、犬の口の形を模倣した手を使ってケイパーを制御する方法を教え、リラックスしないとボールを追いかけて行かせないことでリハビリを成功させる。しかしケイパーにはもう一つ問題があるのであった。
■シャロンとブレンダンが保護施設から引き取ったジュリアスは、些細なことでもいつもビクビク。吐いたり、もらしたりで、外に出るのも怖がってしまう。ブレンダンたちは神経質といわれるダルメシアンの血を疑うが、シーザーは人間のリーダーシップの問題であることを説き、女優であるシャロンにクレオパトラをイメージしながら散歩をすることをすすめる。

アメリカのドッグ・スペシャリスト、シーザー・ミランが教える犬のしつけ法。さまざまな問題を抱えた犬を紹介し、ケースごとに対策を収録。犬の問題行動を直していくとともに、飼い主自身の訓練も行なわれている。(CDジャーナル　データベースより)