ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4776409
組み枚数
:
5
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:交響曲全集

今年(2007年)3月に国内リリースされたベートーヴェンのピアノ協奏曲第1、3番を皮切りにスタートしたプレトニョフのベートーヴェン交響曲&協奏曲全曲シリーズ。プレトニョフ自身にとっても、かつてない規模のプロジェクトです。まず最初に出された協奏曲アルバムは、評論家から一般のリスナーまで幅広く注目され、プレトニョフの非凡さ、素晴らしさが改めて認識された1枚でした。このピアノ協奏曲全集は、2006年にボンで開かれたベートーヴェン・フェスティバルで、僅か2日で全5曲が演奏・録音されたものであり、続いて、第2、4番の偶数セットが今秋に、そして第5番が来春のリリースを予定しています。
 その協奏曲リリースを待つ間に、何と交響曲全集が一気にリリースされます。録音は、ボンのフェスティバルの直前にモスクワのスタジオで一気に行われました。日本のプレトニョフ・ファンの多くにとっては、彼のベートーヴェンは交響曲でも既に定評があります。というのも、プレトニョフは毎年のように来日しており、これまでに東京フィルと2005年に第5、7番、2006年12月には第9を共演して、その斬新な解釈で聴衆の耳を奪い続けているためです。2007年10月には第6番も予定されており、この全集との演奏を比べて楽しむことも一興でしょう。  自身がベートーヴェンと同じく、ピアニストで指揮者で作曲家であるプレトニョフは、「ベートーヴェンは私とって、神のようなものだ……彼の作品は指揮をしてもピアノで弾いても、常に深いエモーションを感じさせる」と最大の賛辞と共感を寄せている作曲家である。いやが上にも期待が高まります。(ユニバーサルIMS)

「ベートーヴェンはよく霊廟のように演奏される。たぶん尊敬の念からされていることだと思うが、このようなアプローチの否定的な面は、彼がもう生きている人間ではないようだということである。私にとってベートーヴェンは生きている。なぜなら、彼の音楽は活気ががあり感情にあふれ、共感できるからである。私の目標は、すべてのフレーズ、すべての絶叫、すべての喜びの瞬間が、私たちの命を通して生きることが出来ることだ。」
−ミハイル・プレトニョフ−

Disc-1
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
Disc-2
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
・交響曲第7番イ長調 Op.92
Disc-3
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
Disc-4
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
Disc-5
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 アンゲラ・デノーケ(ソプラノ)
 マリアンナ・タラソワ(メゾ・ソプラノ)
 エンドリク・ヴォトリヒ(テノール)
 マティアス・ゲルネ(バリトン)
 モスクワ国立室内合唱団(合唱指揮:ウラディーミル・ミーニン)
 ロシア・ナショナル管弦楽団
 ミハイル・プレトニョフ(指揮)
 録音:2006年6-7月、モスクワ音楽院大ホール(デジタル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第1楽章: Adagio Molto-allegro Con Brio
  • 02. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第2楽章: Andante Cantabile Con Moto
  • 03. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第3楽章: Menuetto.allegro Molto E Vivace-trio
  • 04. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第4楽章: Finale.adagio-allegro Molto E Vivace
  • 05. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 ≪英雄≫ 第1楽章: Allegro Con Brio
  • 06. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 ≪英雄≫ 第2楽章: Marcia Funebre.adagio Assai
  • 07. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 ≪英雄≫ 第3楽章: Scherzo.allegro Vivace-trio
  • 08. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 ≪英雄≫ 第4楽章: Finale.allegro Molto-poco Andante-presto

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 ≪運命≫ 第1楽章: Allegro Con Brio
  • 02. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 ≪運命≫ 第2楽章: Andante Con Moto
  • 03. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 ≪運命≫ 第3楽章: Allegro
  • 04. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 ≪運命≫ 第4楽章: Allegro-presto
  • 05. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第1楽章: Poco Sostenuto-vivace
  • 06. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第2楽章: Allegretto
  • 07. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第3楽章: Presto
  • 08. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第4楽章: Allegro Con Brio

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総合評価

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変なベートーヴェン、それを許容できるか否...

投稿日:2021/07/07 (水)

変なベートーヴェン、それを許容できるか否かで評価が分かれそうだ。特定のフレーズをしつこく追ってみたり、細かくテンポを変えたり。ベートーヴェンの交響曲を、ショパンがサロンで演奏するとこうなるのか?というようなショーピースに聞こえる。それもこれも、プレトニョフはベートーヴェンをロマン派としてとらえた上で、その比重をあえて大きくしていると感じる。例えて、ゲテモノも食べると案外美味しいのだが、他に美味しい料理があるなら日常はそちらを食べたい。

アベマ太郎 さん | 福井県 | 不明

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私の評価は星6つか7つでもいいと思ってい...

投稿日:2020/07/23 (木)

私の評価は星6つか7つでもいいと思っているほどです。抜群の才能とセンスが感じられ、彼のピアノ協奏曲での演奏のセンスの良さと当然通じている。ただ音を鳴らしているだけでなく音を探りながら音楽しているようで、その点はフルトヴェングラーと通じるものがあると思います。決して奇妙でもこけおどしでもなく、プレトニョフの並々ならぬ才能が響きに表れ、その表れ方に並みの指揮者とは一線をかくす深いものを感じるし、大好きな田園交響曲にちょっと違和感をおぼえますが、それとて受け入れざるを得ないものを感じます。とにかく、この演奏からは今までのそして最近のベートーヴェン演奏には無いユニークなベートーベン演奏として評価大です。聴いていて彼の創る音の響きにワクワクします。僭越ながら、こういうのを肌が合うというのでしょうか。彼がVPOでなくBPOをいつの日か振ってハイドンかブラームスでも録音してくれたらと、心待ちにしているぐらいです。このプレトニョフに比べると、最近聴いて感心したランスドルフやクレツキーのベートーヴェンはとても素晴らしいがやはり伝統的にすぎると思わざるをえません。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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 ベートーヴェンの交響曲に対して、よく「...

投稿日:2019/10/12 (土)

 ベートーヴェンの交響曲に対して、よく「旧来の演奏」とか「古楽的アプローチ」など「理想の交響曲演奏」についてはさまざまな意見が飛び交うが、プレトニョフの演奏はそれらを超越したものである。もちろんこの演奏にも「作曲家プレトニョフ」としての視点が大いに影響していると思われる。「いろいろなベートーヴェンの交響曲演奏の慣習や固定観念」を冷静な視点から洗い直し、ベートーヴェンへの深い共感とプレトニョフ自身の楽譜から読み取った感覚と感情の赴くままの演奏。よって好き嫌いがはっきり分かれるものです。

ひまらやすぎ さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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